月々5000円台でカーリースを利用する裏技を紹介していきたいと思います。
これまでカーリースといえば法人向けが当たり前でしたがこの数年の間に個人向けの利用者数が急増しています。
これを見ると2018年には約25万件の契約があることがわかりますし、このペースで増えていくと2022年には約93万件に到達するといわれています。
なぜ急に需要が拡大した?
ここまで急激に需要が拡大した理由は主に2つあると考えられます。
1つは認知度が上がったことです。
実は個人向けカーリースは1990年代からすでに提供されていましたが、CMなどでほとんど宣伝されなかったため一般に浸透していませんでした。
しかし石油事業の大手であるコスモ石油がカーリース業に参入してきた時にすぐさまテレビCMを流しました。
これにより認知度が上がり需要が少しずつ増えていきます。
更にこれに乗じるようにコスモ石油の参入以降多くの新規業者がカーリース業界に進出し消費者の選択肢も増えていったというわけです。
もう一つの理由はネットで申し込みができるようになった点です。
以前までカーリースを利用するには実際に店舗まで足を運ぶ必要がありました。
ガソリンスタンドぐらいならいいですがディーラーなどに足を運ぶと何も購入しないのに行くのは気が引けるという方は少なからずいると思います。
しかし最近になって申し込みから納車までをすべてネットから完結できるようになり消費者が手軽にカーリースを利用できるようになりました。
細かく上げればまだあると思いますが、こうした背景から需要が拡大したと考えられます。
カーリースのメリット
もちろん需要が拡大したのはカーリースにそれだけメリットがあるからです。
すぐに思いつくものだけでも次のようなメリットがあります。
- 頭金が必要ない
- ネットから申し込みができる
- 毎月定額で車に乗ることができる
- 車検などメンテナンスを丸投げできる
- 将来の見通しが立てやすい
特に魅力的なのが毎月定額で車に乗ることができるという点です。
車を購入すると車検や点検など毎年のように何かしらの整備が必要になり、その度にお金が必要になります。
カーリースを利用するとそれらの費用はすべてリース料金に含まれているため急に出費が必要になるということがありません。
家計への負担が小さくなることに加えて維持管理の手間もかからなくなるので人気を集めているというわけです。
月々5000円台でリースする裏技
先に断っておくと月々5000円台でリースを利用しようと思ったら先ほど挙げたメリットのいくつかを放棄しなくてはいけません。
というのも月々の負担だけで新車をリースしようと思ったらどんなに安くても1万円を超えてしまうからです。
つまり月々5000円台でリースする裏技というのは月々の負担に加えて頭金とボーナス払いを併用するというものです。
実際どうすれば5000円台で乗ることができるのか大手リース会社であるオリックスで見積もりを取ってみたいと思います。
オリックスで最も安くリースできるのはダイハツのミライースです。
しかしこれを見てもわかるように普通にリースするとどんなに安くても1万4000円ぐらいになってしまいます。
そこで詳細設定ができる見積もりを利用してボーナス払い5万円、頭金20万円で再度見積もりを取ってみました。
すると以下のような料金になりました。
プランはいまのりナインでオプションには必要最低限のものは付けています。
このように頭金とボーナス払いを利用することで月々の負担を極限まで小さくすることもできるというわけです。
月々8000円の仕組み
カーリースについて詳しく調べたことがある方なら月々8000円~という宣伝文句を見たことがる方は多いでしょう。
ここまでの説明で何となく予想できる人もいるかもしれませんが、ここまで料金が安いのには当然理由があります。
このような料金設定になっている場合はほぼ確実にボーナス払いが併用されています。
中にはボーナス払いを10万円ぐらいに設定して無理やり安く見せているようなものまであります。
そのため知らずに契約してしまうと家計に大きな負担となってしまうので注意が必要です。
まとめ
月々の負担だけでカーリースを利用しようと思ったらどんなに安くても1万円台の後半になってしまいます。
しかし頭金やボーナス払いを利用することで月々5000円台で利用することも可能になります。
個人的に頭金を支払うのにはメリットを感じませんが、ボーナス払いを併用して月々の負担を小さくするのはありだと思います。
よっぽど安い車でないと月々5000円台まで安くすることは難しいですが、負担を小さくすることはできるので料金が気になった方は余裕がある範囲でボーナス払いを設定してみてください。