軽バンのおすすめリース会社と人気車種を紹介していきたいと思います。
軽バンは一般的な軽自動車と比べるとエンジンの位置などに違いがあり室内のスペースが広く確保されています。
これまでは商用車として人気を集めていましたが個人で購入して独自のカスタマイズを行いアウトドアなどに利用している方も増えてきているようです。
各社が販売している軽バンについて詳しくみていくとともに、お得にリースする方法をお伝えしていきたいと思います。
おすすめの軽バン
軽バンを調べると各社から販売されている車がヒットしてどの車種がいいのかわからないと悩んだことがある方もいると思います。
でも実は大きく分けると3種類の軽バンしか販売されていないのです。
その3種類は次の通りです。
- スズキ エブリイバン
- ダイハツ ハイゼットカーゴ
- ホンダ N-VAN
スズキ エブリイバン
軽バンとして最も人気のあるのがスズキから販売されているエブリイバンです。
先代のキャリイバンから考えると軽バンとして最も歴史の長い車種で、それだけ長く愛されているということは価格はもちろんのこと操作性や室内スペースなどユーザーのニーズを高いレベルで満たしているからだといえるでしょう。
他車へのOEM供給もされており、日産 NV100クリッパー、マツダ スクラム、三菱 ミニキャブバンはエブリイと同じものになっています。
細かい違いはあるかもしれませんが、この中だと好みのメーカーで選ぶといいと思います。
ダイハツ ハイゼットカーゴ
エブリイバンと同様商用車の代表となっているダイハツのハイゼットカーゴ。
軽自動車で初めてスライドドアを導入するなど使いやすさにもこだわっています。
最低価格ではエブリイに一歩及びませんが、同じぐらい人気を集めています。
こちらもトヨタ ピクシスバン、スバル サンバーなどのOEM車があるためこだわりがある方はそちらのメーカーを利用するといいでしょう。
ホンダ N-VAN
2018年7月に販売された軽バンで、軽自動車として最も人気のあるN-BOXをもとにして作られています。
ホンダ独自の技術により軽バントップクラスの室内高と荷室床面地上高を誇っており、後発組ながらも人気を集めている車です。
軽バンとしては珍しくOEM供給もされていないため、このタイプの軽バンがほしいならホンダを利用するしかありません。
以上が主な軽バンの種類になります。
価格面だけで見るとエブリイが最も安く利用できてコストパフォーマンスがいいのですが、ハイゼットカーゴとそこまで差があるわけではありません。
N-VANはこの中では多少割高になっていますが、その分機能はほかの車よりもいいものがそろっています。
個人で軽バンをリースしたい方
リース会社は個人利用できるプランと法人が利用できるプランを分けているところとそうでないところがあります。
個人プランを提供しているおすすめの業者として当サイトではオリックス、コスモ石油、カルモを紹介していますが、このうちオリックスはプランが分けられており残りの2社は分けられていません。
どちらがいいというわけではないのですが、軽バンはもともと商用として利用されていたため個人向けプランではラインナップされていないことがあります。
そのためオリックスで個人で軽バンをリースしたい場合は個別に問い合わせをする必要があります。
コスモ石油は厳密に言うと個人と法人では契約期間が変わることになるので、こちらも個人で利用したいと思っている場合は個別に問い合わせをしておいた方がいいかもしれません。
個人でリースする場合は5年契約で月々2万円~3万円の間になると思います。
ただリースを利用して契約満了後に車を返還しなければいけない場合は原状回復義務があるため好きなようにカスタマイズすることができなくなります。
なのでリースを利用するならそのままで使用するか、あるいは満了後にもらえるプランか買い取れるプランを利用してカスタマイズするのがいいでしょう。
契約満了後にもらえるのはオリックス、購入できるのはコスモ石油となっているのでカスタマイズしたいという方はこれらの業者を調べてみてください。
法人で軽バンをリースしたい方
軽バンをリースしたいと思っている方の大半は商用車としての利用を考えている方だと思います。
商用車をリースするなら圧倒的な実績のあるオリックス自動車がおすすめです。
オリックスはカーリースのシェアの30%を獲得しており、法人で圧倒的な人気を誇っています。
コスモやカルモは後発組で個人向けに焦点を当てているため、法人向けでも利用することはできますがサービス内容はどうしてもオリックスに劣ってしまいます。
具体的に言うとリース料金に大きな違いが出てきます。
さっと調べた感じでもオリックスの方が2割程度安くなっていましたね。
プランの自由度も高いですし法人で利用するならオリックスがおすすめです。
軽バンを中古でリースするなら
中古車のリースは大きく分けて短期で契約できるところと長期で契約できるところの2つに分けられます。
個人の勝手なイメージですがもしかしたら短期で必要だという方はあまりいないかもしれませんね。
そうなると長期でリースできるところがいいのですが、正直なところ中古車リースにはあまりメリットがありません。
というのもオリックスでは長期の中古車リースを取り扱っているのですがあまり料金が安くありません。
それならもう少し出して新車をリースしたほうがいいような気がします。
また古くてもいいから安い車をリースしたいという場合には中古車を探した方がいい車が見つかる可能性が高いです。
リースるにするとカスタマイズもできませんからね。
短期で利用できるおすすめの業者は以下のページにまとめてあるので興味がある方はそちらもご覧ください。
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【最短1ヶ月】短期契約できるカーリース業者一覧
最短1ヶ月から利用することができる短期カーリースを提供している業者を一覧にして紹介していきたいと思います。 一般的なカーリースサービスは短くても1年、普通は3年~9年間が契約期間になっていることが多い ...
格安で利用できるのはどこ?
先ほどから何度も触れていますが、リース業者の中でも格安で利用できるのはオリックス自動車となっています。
次の条件で3車種について見積もりを取ってみたところ以下のような料金になっていました。
- 契約年数:5年
- 月間走行距離:1500km
- オプション:ETC、カーナビ
車種 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
---|---|---|
エブリイバン | 18,590円 | 26,290円 |
ハイゼットカーゴ | 18,480円 | 26,290円 |
N-VAN | 22,770円 | 30,580円 |
用途によってはオプションが必要ないこともあると思いますし、走行距離も営業以外で使うなら1500kmも必要ないと思います。
なのでそれらを変更すればもっと安く利用することもできるということになります。
グレードによっても価格は変わりますが、ネットから見積もりを取る場合はトランスミッションのタイプがマニュアル(MT)になっていることもあるので、それが嫌な場合はオートマ(AT)に変更してから見積もりを取るようにしましょう。
審査なしで利用できるリース会社はある?
基本的にリースを利用する場合はほぼ確実に審査が行われます。
その理由はリース会社も投資金額を回収できないという金融事故を防ぐためです。
ただごく一部の地域限定の業者では審査を行っていないところもあるようです。
それらの業者については以下のページにまとめてあるのでそちらもご覧ください。
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審査なしでカーリースを利用したい
審査なしでカーリースを利用したいと思っている方は少なからずいるようです。 カーリースはクレジットカードや消費者金融を利用するのと同じように審査を受けることになります。 ですが個人の事情によっては審査を ...
またカーリースの審査に通過するためのポイントを以下のページにまとめてあるので興味がある方はそちらもご覧になってみてください。
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車のリース契約で審査に通らない時の対処法
車のリース契約で審査に通らない時の対処法をお伝えしていきたいと思います。 車のリース契約というのは年々増加しており、平成30年には新車購入のうち約15%がリース車両であるというデータも出ていました。 ...
黒ナンバーや緑ナンバーは利用できる?
黒ナンバーは軽自動車を対象とした事業用ナンバーで、緑ナンバーは運送事業を行っている方がつけることができるナンバーですね。
軽バンに付けるかどうか検討しているなら大抵は黒ナンバーの方だ思います。
黒ナンバーの取り扱いについてはリース業者によって対応が異なります。
全くサポートしていないところもあれば、取得に力を貸してくれる業者もあるようです。
ここでお勧めしているオリックスの公式サイトを調べてみると、黒ナンバーを付けたい場合は個別に問い合わせをしてくださいとあったので、つけたいと思っている方は問い合わせてみるといいでしょう。
オリックス以外を利用する場合は事前に公式サイトを確認するか、見つからない場合は問い合わせてみてください。
まとめ
軽バンは古くから商用車として人気を集めてきましたが、大別すると3種類しかありません。
どのメーカーのものがいいかは好みによるのでリース料金を比較しながら決めるといいでしょう。
リースをするならオリックスなど法人専用のプランを用意しているところを利用したほうがいいです。
また最近ではアウトドア用に個人で軽バンを利用する方も増えてきているようです。
中にはキャンピングカーとして改造してしまった方なんかもいるとか。
個人で利用する場合は契約満了後に車が買い取れたりもらえたりするところを選べばカスタマイズしても何の問題もないので、そういった業者を探してみるといいでしょう。
個人用をリースする場合は個別に問い合わせをする必要があるのでまずはおすすめしている業者で問い合わせをしてみてください。