ダイハツの軽自動車のリース料金を紹介していきたいと思います。
ダイハツは全メーカーの中でも軽自動車の開発に力を入れており、販売している車種のうちのおよそ7割が軽自動車となっています。
他社へのOEM供給も多数行っており、形は一緒で名前だけが異なる車もたくさん販売されています。
近年は軽自動車の需要も高まってきており、維持費が安いなどの理由から車の選択肢として軽自動車を選択する方も増えてきています。
2019年9月の軽自動車の売上ランキングを見てみると以下のようになっています。
*出典:全軽自協
上位15車種のうちの3分の1はダイハツが占めていることがわかりますね。
リースのメリットとデメリット
カーリースにはメリットもあれば当然デメリットもあるのでそれらをしっかりと理解したうえで利用する必要があります。
メリットには次のようなことがあります。
- 頭金不要で新車に乗れる
- 毎月の負担が一定
- 維持管理が楽
特に車を購入する場合はまとまった資金が必要になるのでそれが要らないのは大きなメリットといえるでしょう。
リース料金には車検の費用なども含めることができるためリース料以外の出費がないのもうれしいですね。
一方で次のようなデメリットがあることも理解しておきましょう。
- 支払総額が高くなる
- 走行距離に制限がある
- 原状回復の義務がある
- 途中解約できない
この中でも特に問題視されるのが支払総額が高くなる点です。
リースも当然ビジネスなので業者が利益を上げられるようになっています。
ユーザーは金利という形でそれを支払っており、元金が高くなるほど、また契約年数が長くなるほど支払総額は高くなってしまいます。
軽自動車の場合は普通車に比べて購入しやすいものも多いので、まとまったお金が用意できる場合は購入したほうがいいケースもあるでしょう。
ライフスタイルに合わせてどちらを利用するかをよく考えてみるといいでしょう。
ダイハツの軽自動車のリース料金一覧
ダイハツの軽自動車のリース料金がどれくらいになるのかオリックス自動車で見積もりを取ってみました。
ちなみにオプションにはETCとカーナビをセットしています。
車種 | 9年契約 | 7年契約 | 5年契約 |
---|---|---|---|
ミライース | 15,950円 | 19,030円 | 23,100円 |
ミラトコット | 19,360円 | 23,980円 | 29,480円 |
ムーヴ | 20,020円 | 24,750円 | 29,590円 |
キャスト | 21,450円 | 26,620円 | 31,900円 |
タント | 23,540円 | 29,150円 | 35,200円 |
ムーヴキャンパス | 23,430円 | 29,260円 | 35,420円 |
ウェイク | 23,320円 | 28,930円 | 34,870円 |
アトレーワゴン | 26,290円 | 32,670円 | 39,710円 |
コペン | 29,810円 | 37,070円 | 44,990円 |
これを見ると同じ軽自動車でもだいぶリース料金に差がありますね。
もちろん車の大きさや走行性能などにも差があるのでどのような使い方をしたいのかを考えて車種を選ぶといいでしょう。
料金だけを見るとミライースが圧倒的にお得にリースできるようになっています。
ダイハツで一番人気のタントも9年契約なら2万円台前半で乗ることができるので金額としては悪くありませんね。
リース料金は業者や車のグレードやオプションによって価格が変わるのであくまで参考程度に覚えておくといいでしょう。
おすすめのリース業者
リース期間やリース料金などプランを徹底的に比較したうえで、本サイトでは次の3社をお勧めしています。
オリックス自動車
オリックス自動車はカーリースのシェアNo.1のリーディングカンパニーです。
グループ全体の車の保有台数もトップですし、リース会社としての歴史が長いためリースプランが何度も改良されており、利用者のニーズに最も近い形のプランを提供しています。
契約期間は5年、7年、9年から選べるようになっているのですが、それぞれのプランで一定期間すぎると違約金なしで解約できるようになるのも特徴の一つです。
またリースでは当たり前の残価設定もなしになっているためプラン選びで迷うことが一切ありません。
オリックスは各ディーラーとの結びつきも強く、一度に大量に仕入れを行うため1台当たりの値引きも大きくなっています。
なので業者を比較してもオリックスが最も安くなることが多いです。
唯一メンテナンスに細かい消耗品の交換が含まれていないという残念な点がありますが、そんなに何度も交換が必要なものでもないのでそこまで気にはならないでしょう。
コスモスマートビークル
石油小売業者の大手であるコスモ石油が提供するカーリースサービスです。
ガソリンスタンドで気軽に契約できるカーリースとして人気を集めています。
契約期間は3年、5年、7年から選択できるようになっており、走行距離は500km、1000km、1500kmから選択できるようになっています。
そのためライフスタイルに合わせて契約プランを決めることができます。
メンテナンスパックも3つ用意されており、契約年数に合わせてパックを変えることで無駄な出費を抑えることができます。
コスモ石油で給油することで最大10円/Lの割引を受けることもできるため主婦層からも人気を集めているようです。
マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
もともとIT業界にいた強みを生かして次々にほかの企業と提携し新たなサービスを提供しています。
契約期間は業界でも珍しい11年まで1年単位で変更することができますし、メンテナンスパックにはほかにはない原状回復保証があるのでちょっとした傷があっても違約金を請求されることはありません。
オリックスとコスモ石油のいいとこどりをしたようなプランなのですが、他社と比較すると若干リース料金が高めになっていますね。
車種によってはメンテナンスパックがつけられないものもあるので、参考程度に見積もりを取ってみるのがいいでしょう。
もちろん条件によってはカルモが最適になることもあるので上記の2社で希望の条件にならなかった場合は検討してみてください。
支払方法に注意
本サイトを見ている方の中には別のサイトを見てもっと料金が安かったと感じた方もいるかもしれません。
リース料金は支払方法に均一払いのほかに頭金を設定したりボーナス払いを設定することができるようになっています。
月々1万円などキリのいい数字で販売している業者はほぼ間違いなくボーナス払いが設定されており、ボーナスが支給される月にまとまった出費が必要になります。
この支払方法が悪いわけではなくユーザーによっては普段の負担を軽減できる良い支払方法なのですが、リース会社はあたかも毎月の支払い料金が一定であるかのように宣伝しています。
そのため勘違いしてしまう方も中に入るようです。
支払方法はライフスタイルにあったものにすればいいと思うので、どのようにするのがいいのかよく考えたうえで決めるようにしてください。
まとめ
ダイハツは軽自動車の開発に力を入れており、売れている軽自動車のトップ15の中に5車種も含まれています。
どの車種にもそれぞれ違った特徴があるのでどのように乗りたいかをよく考えて車を選ぶといいでしょう。
とにかく安く利用したいと思っている方はミライースを利用するのがおすすめです。
ただしリースを利用すると支払総額が高くなってしまい、9年契約なら普通車の新車が購入できるぐらいの金額になってしまいます。
月々の負担を軽くするのか支払総額を安くするのかをよく考えたうえでリースを利用するのか購入するのかを決めるといいと思いますよ。