カローラスポーツのリースプランと料金を比較していきたいと思います。
カローラスポーツは2018年からトヨタで販売されているハッチバック型のコンパクトカーです。
カローラシリーズとしては約12年ぶりのハッチバックモデルとなっており、シリーズの愛用者が高齢化をたどる中若者をターゲットにしたモデルとなっています。
その狙いは見事に的中し、上位グレードのGZ/ハイブリッドGZは20代から30代の世代に最も人気があるようです。
高級車のクラウンと同じようにコネクティッドカーとなっており、スマートフォン世代の若者に親しみやすくなっているのも特徴の一つです。
一つ下のグレードのG/ハイブリッドGは4,50代の世代から人気があるそうで、年代によって人気のあるグレードがはっきり分かれているとのこと。
これは上位グレードのほど外装や内装に手がかけられており、見た目を重要視する若い世代が上位グレードを購入するためだと考えられます。
とはいってもカローラスポーツは最も安いグレードでも200万円以上しますし、ハイブリッドにすると同グレードからプラス30万円ぐらいはするので決して安い買い物ではないでしょう。
カーリースは月々定額
最近では購入するという選択肢以外にカーリースを選ぶ人も増えてきています。
調べてみるとデメリットが強調されることが多いカーリースですが次のようなメリットもあります。
- 頭金不要
- 月々定額で乗ることができる
- メンテナンスプランもあるので急な出費が必要ない
- メンテナンスも丸投げできる
カーリース自体は幅広い層からが支持されており、月々定額で車に乗ることができるというサービスが人気を集めているようです。
デメリットにはカスタマイズできないということや走行距離に制限があることなどがあげられますが、買い物や送り迎えに使う程度なら気にならないようなデメリットも多いです。
支払総額が高くなるということもあるのですが、それ以上に月々一定の負担で乗ることができるということに魅力を感じている方が多いようです。
おすすめのカーリース業者
リース料金は業者ごとに独自の基準で決められているため、同じ車種でも価格が大きく異なることがあります。
また業者によってメンテナンスの内容も違うので、メンテナンスパックを利用する場合はどの程度までカバーしてくれるのかをしっかりと確認しておく必要があります。
オリックス自動車
オリックスはリース会社として最も歴史が長くシェアもNo.1の会社です。
リース会社としては珍しく残価設定なしになっており、プランによっては契約満了後に無料で車をもらうこともできるようになっています。
残価設定がないのに他社と比較して価格が安く抑えられることが多いのは契約数が多いため一度に仕入れる車が多く他社よりも値引きができるためだといわれています。
メンテナンスについてはすべてのプランに標準で付いてくることになっており、車検だけでなくオイルやエレメントの交換にまで対応してくれます。
ただしタイヤの交換やバッテリーの交換、その他の消耗品の交換は自分で負担する必要があるので注意が必要です。
コスモスマートビークル
石油小売業者の大手であるコスモ石油が提供するカーリースサービスです。
石油小売業者として初めてカーリース業界に参入してきました。
契約年数から走行距離、メンテナンスパックの有無までユーザーが自由にカスタマイズできるのが特徴です。
ライフスタイルに合わせてプランを変更できるので負担を最小限に抑えることができます。
ガソリンスタンドならではの給油割引もあるのでよくドライブする方にもおすすめです。
メンテナンスパックのゴールドを選択するとオリックスでは対応してくれない消耗品の交換まで対応してくれます。
マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
もともとIT業界にいた強みを生かして次々にほかの企業と提携し新たなサービスを提供しています。
契約期間は業界でも珍しく11年まで1年単位で変更することができますし、メンテナンスパックにはほかにはない原状回復保証があるのでちょっとした傷があっても違約金を請求されることはありません。
オリックスとコスモ石油のいいとこどりをしたようなプランなのですが、他社と比較すると若干リース料金が高めになっていますね。
車種によってはメンテナンスパックがつけられないものもあるので、参考程度に見積もりを取ってみるのがいいでしょう。
もちろん条件によってはカルモが最適になることもあるので上記の2社で希望の条件にならなかった場合は検討してみてください。
カローラスポーツのリース料金
先ほど紹介した3社でカローラスポーツのリース料金の見積もりを取ってみたところ次のような結果になりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 70,070円 | 64,053円 |
5年 | 57,200円 | 52,360円 | 50,611円 |
7年 | 47,300円 | 45,430円 | 44,865円 |
9年 | 38,500円 | - | 40,322円 |
11年 | - | - | 36,681円 |
グレード | G 5人 1200cc ガソリン | G 5人 1200cc ガソリン | G 5人 1200cc ガソリン |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
メンテナンス | 標準 | ゴールド | ゴールド |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
9年契約ならオリックスが、それ以外ならカルモが安くなっていますね。
オリックスは契約満了後に車がもらえるためその後も乗り続けたいという方におすすめです。
走行距離も2000kmまで走れるのでドライブを楽しみたいという方も満足できるでしょう。
カルモには原状回復保証がついているので車に傷をつけるのが負担だという方におすすめです。
オプションでもらえるプランというものを付ければオリックスと同じように契約満了後に車がもらえるようになっています。
契約時点でどうするかを決めておかなければいけないのが難点ですが、車がもらいたい方は覚えておくといいでしょう。
メンテナンスはオリックスは細かい消耗品にまで対応していませんがカルモならそういった細かい部分にも対応してくれます。
なので契約年数によってオリックスとカルモを使い分けるのがいいでしょう。
とりあえず乗りたいグレードが決まっているなら両社で見積もりを取ってみるといいでしょう。
実際に見てみるまで分からないという方は最寄りの店舗まで足を運んでみてください。
まとめ
カローラスポーツは非常に幅広い年齢層から支持されています。
コンパクトカーなので街乗りにも便利ですし、走りを楽しみたいという方にも人気を集めています。
用途によってグレードを変えればコストの削減にもつながります。
2018年に発売されたばかりの新しいモデルなのでとりあえず費用を抑えて乗ってみたいという方もカーリースを検討してみてはいかがでしょうか?