法人向けカーリースでハイゼットトラックのリース料金は月額いくらぐらいなのか調べていきたいと思います。
ハイゼットは1960年からダイハツが販売している軽貨物車です。
現行軽自動車の商標の中でトラックは58年、カーゴ(バン)は57年と最も古い歴史をもつ車でもあります。
商用車として非常に人気のある車で、2011年にはトヨタに『ピクシストラック』と『ピクシスバン』として、2012年にはスバルに『サンバー』としてOEM供給されています。
現在販売されているハイゼットトラックは2014年にフルモデルチェンジした10代目となっています。
2018年にはハイゼットカーゴから一足遅れて衝突回避支援システム「スマートアシストIII」も導入されており商用車としてますます人気が高まっています。
荷物の輸送から農作業まで非常に幅広く活躍できるため軽トラックを探しているという方は候補に入れておいた方がいいでしょう。
カーリースを利用するメリット
法人がカーリースを利用することのメリットは次のようなことがあります。
- 頭金が不要
- 月々一定の負担で利用できる
- 車検などのメンテナンス費用も含まれている
- 固定資産として扱われない
- リース料金はすべて経費として計上できる
- 管理が一元化できる
もちろん購入しても経費として計上することはできますが減価償却を考えなければならず、事業が軌道にのっていないうちは大きな負担となってしまいます。
また台数が多くないうちはいいですが会社の規模が大きくなってくると車の管理も大変になってきます。
カーリースを利用すれば頭金を用意する必要はなくなりますし、メンテナンスの日取りや先々の費用などの計算が立てやすいので事業を行っていくうえでも非常に便利だというわけです。
唯一デメリットとしては購入するよりも支払総額が高くなってしまうということがあるのですが、そこに目をつむってもはるかにメリットの方が大きいというわけです。
法人向けのカーリースは1970年代から提供されており、現在でも300万台以上の契約数があるのでそれだけ法人にメリットがあるということですね。
トラックだと乗用車に比べてメンテナンスにも気を使わなければいけないことが増えてきますし、管理作業が丸投げできておまけに事務作業まで楽になるカーリースは非常におすすめです。
おすすめのリース業者
法人向けカーリースのトップシェアベスト3は次の会社です。
- 1位.オリックス自動車
- 2位.住友三井オートサービス
- 3位.東京センチュリー
この中でもオリックスはシェアが30%を超えており、群を抜いて顧客を獲得しています。
オリックスは業界でもいち早くカーリースの提供を始めているので先見の明があったのでしょうね。
最近台頭してきているカーリース業者もたくさんあるのですが、これらはどちらかというと個人向けに力を入れている業者となっています。
そのため法人向けのサービスを利用するなら上記で紹介している老舗リース会社の方がおすすめです。
ハイゼットトラックのリース料金
オリックスで法人向けのN-BOXのリース料金を見積もってみたところ以下のようになりました。
契約年数 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
---|---|---|
3年 | 31,020円 | 37,510円 |
4年 | 24,970円 | 31,020円 |
5年 | 20,900円 | 28,600円 |
6年 | 18,040円 | 26,070円 |
7年 | 15,950円 | 24,860円 |
見積もりを取ったハイゼットカーゴのグレードは「2WD 標準ルーフ 3方開 2ドア スタンダード SA IIIt 2人 350kg 660cc ガソリン 5FMT」で、月々の走行距離は1500kmに統一しています。
オリックスでは契約年数によって選択できる走行距離が変わるのですが、最大で月2500kmまで選択することができるので利用目的に応じて最適な走行距離が見つかるると思います。
逆にそんなに走らないという場合は500kmまで減らすことができ、走行距離が短くなればそれだけリース料金も安くなります。
配達業に利用する場合は走行距離を長めに、農作業などあまり距離を走らない場合は500kmなど短めに設定するといいでしょう。
ファイナンスリースとメンテナンスリースがありますが、会計処理など事務作業を簡略化したい場合はメンテナンスリースの方がおすすめです。
リース料金を見てみると7年契約のメンテナンスリースで約2万5000円、ファイナンスリースだと約1万6000円とそれなりの差になっています。
先ほども言ったようにメンテナンスリースを利用することで非常に多くの恩恵を受けることができるようになるので特に理由がないならメンテナンスリースを利用したほうがいいでしょう。
ただし契約年数が短い場合はそこまで敏感になる必要もないのでそのあたりは相談しながら決めるといいとおもいます。
ハイゼットトラック以外の軽トラックについての情報が知りたいという方は以下のページにまとまてあるのでそちらも参考にしてください。
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軽トラックのリース料金は月額いくらぐらいになる?
軽トラックのリース料金は月額いくらぐらいになるのか詳しく調べていきたいと思います。 軽トラックといえば土木工事や農作業などには欠かせない車だと思いますが、どのくらいの期間必要になるかわからないとなかな ...
まとめ
ハイゼットトラックは事業用の軽トラックとして非常に長い間人気のある車です。
もちろん農作業など個人で利用している方もいるでしょう。
最近ではスマートアシストという安全機能も付けれるようになったのでますます人気が出るのは間違いないでしょう。
事業で使うトラックを探している方はぜひハイゼットトラックの利用を検討してみてください。