プリウスαのリース料金を比較して自分に合った業者を見つける方法を紹介していきたいと思います。
プリウスαは2011年からトヨタが販売しているハイブリッド専用ステーションワゴンです。
ニッケル水素電池を搭載した5人乗り(2列シート仕様)とリチウムイオン電池を搭載した7人乗り(3列シート)のモデルが販売されておりファミリカーとしても人気を集めています。
同じグレードであれば20万円ぐらい多く負担することで5人乗りから7人乗りにすることができます。
またツーリングセレクションというグレードも用意されており、走りを楽しみたい方も満足できる性能となっています。
この手の車としては珍しく2013年からはメビウスという名称でダイハツにOEM供給もされています。
2017年からは全車に「Toyota Safety Sense」も搭載されており、安全性能も充実した車となっています。
販売価格は最も安いグレードで約260万円からとなっており最も高いグレードだと約360万円からとなっています。
いろいろなグレードがあるので利用目的に応じてどのタイプのものがいいのかよく検討してみるといいでしょう。
個人向けカーリースのメリット
2018年には個人向けカーリースの契約数は25万件だといわれていましたが、2022年にはこれが93万件まで増えるといわれています。
以前まではカーリースは法人にしかメリットがないと思われていましたが、車との付き合い方が変わってきた現代においては個人向けにもメリットがあるといわれています。
それは頭金を用意しなくても新車に乗ることができるという点です。
車を購入する場合は一括購入はもちろんのことローンを組んでも頭金が必要になりある程度まとまったお金が必要になります。
お金に余裕がある場合はいいですが、若者などお金に余裕のない世代だと頭金が用意できないという方も多いでしょう。
カーリースを利用すれば頭金は一切必要なく、メンテナンス費用などもすべて込で月々定額で乗ることができるようになるので負担が大きく抑えられます。
毎月の支出も決まっているので先の計画も立てやすいですよね。
規模は違いますが感覚的には携帯電話の本体代金を分割で支払うのとよく似ています。
セカンドカーにリースを利用する人も増えており、使用目的に応じてプランをカスタマイズできるので無駄なく利用することができるのもメリットだと思います。
おすすめのカーリース業者
リース料金は業者ごとに独自の基準で決められているため、同じ車種でも価格が大きく異なることがあります。
また業者によってメンテナンスの内容も違うので、メンテナンスパックを利用する場合はどの程度までカバーしてくれるのかをしっかりと確認しておく必要があります。
オリックス自動車
オリックス自動車はリース会社としては最も歴史が長くシェアもNo.1です。
個人向けカーリースプランでは残価設定なしのプランを提供しており、7年以上の契約になると無料で車がもらえるようになっています。
走行距離も月2000kmと長く設定してありますし、メンテナンスもすべてのプランに標準で付いてきます。
そのため契約者が考えなければいけないのは契約年数をどうするか、また車につけるオプションはどうするかぐらいです。
契約出来るプランにほとんど選択肢がないため知識があまりない方でも迷うことなく利用することができます。
残価設定がないので契約満了後に精算するというリスクもなくなり、無駄な出費も抑えられます。
公式サイトから見積もりを取ることができ、納得がいけばそのまま契約まで持っていけるので、まずは見積もりを取ってどのくらいの金額になるのかを調べてみましょう。
コスモスマートビークル
全国にガソリンスタンドがあるコスモ石油が提供しているリースサービスです。
石油事業者としてはいち早くリース業界に参入しており、どこよりも結果を残してきた企業になっています。
契約年数、走行距離、メンテナンスプランをそれぞれ任意で設定できるようになっており、契約満了後は再契約、再リース、買取から選択することができます。
買取を行うと高くついてしまうのでコスモ石油を利用するなら新規で再契約をした方がお得だと思います。
最長でも7年契約でオリックスに比べたら短くなっていますが、家庭用ではなく転勤などで決まった期間だけ必要になったという場合におすすめの業者となります。
主婦の方にはうれしい給油割引も付いているので住んでいる地域にガソリンスタンドがある場合は利用を検討してみてもいいでしょう。
マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
後発組に不安があるという方もいると思いますが、オリックスと提携しているので車の仕入れには何ら問題はありません。
メンテナンスパックも充実しておりほかのリース会社にはない原状回復保証も付いています。
これにより修理費用が15万円程度の傷やへこみは違約金なしで車を返却することができるようになります。
またもらえるプランというオプションを付けることでオリックスと同じように車を無料でもらうこともできるようになります。
ほかにも中古車販売のガリバーと提携したり、akippaという駐車サービスと提携して他社にはないサービスを提供しています。
今後もサービスを増やしていく予定だそうで成長が期待されるリース会社です。
プリウスαのリース料金
先ほど紹介した3社でプリウスαのリース料金の見積もりを取ってみたところ次のような結果になりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 73,370円 | 75,405円 |
5年 | 58,740円 | 56,980円 | 60,082円 |
7年 | 53,020円 | 50,600円 | 53,456円 |
9年 | 43,010円 | - | 45,723円 |
11年 | - | - | 41,301円 |
グレード | S 5人乗 1800cc | S 5人乗 1800cc | S 5人乗 1800cc |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
メンテナンス | 標準 | ゴールド | ゴールド |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
7年契約だとコスモ石油が一番安くリースできるようになっています。
プリウスαぐらい高額な車になると残価があるのとないのとではリース料金に大きな差が出てくるということですね。
リース契約満了後に車が必要ないという場合はコスモ石油で契約してもいいと思います。
車がほしいという場合はちょっと割高でもオリックスを利用したほうがトータルではお得になると思いますよ。
9年契約だと月々約4万3000円となっているので決して安い金額ではありませんが、その分性能はいいですしハイブリッド車として走りも楽しめると思います。
7人乗りにする場合はプラス20万ぐらいなのでリース料金にすると月々1500円ぐらいは高くなるでしょう。
家族の人数が多い場合は高くなってもそちらを利用したほうがいいでしょうね。
予算が厳しいという場合はもっと安いミニバンをリースするという手もあるのでそちらも検討してみて下さい。
まとめ
プリウスαはハイブリッド専用のステーションワゴンです。
5人乗りと7人乗りではバッテリーが異なりますが数字上は性能に違いはありません。
ファミリーカーとしても人気がありますし、純粋に走りを楽しみたいかにも人気があります。
安全装置も付いているので高齢の方も安心して運転することができるでしょう。
プリウスよりも一段上の車に乗りたいと思っている方はぜひ検討してみてください。