法人向けカーリースでNV200バネットバンのリース料金は月額いくらぐらいなのか調べていきたいと思います。
NV200バネットバンは2009年から日産で販売されている商用バンで、大きさで言えば軽商用車と大型クラスのハイエースのちょうど中間ぐらいのサイズとなっています。
2010年には日本国内で車椅子に対応した「NV200バネット タクシー」も発表されており、国内でも幅広い用途で活用されています。
個人向けのワゴンも販売されているのですが、メインはこちらの商用利用のようですね。
商用車として利用することを考えると荷室長こそそれほどでは無いものの、ライバルより低床で底面地上高が低くて荷室高は高く、荷物を載せやすいという特徴もあります。
荷物がたくさん積み込める商用バンとしてはもちろんのこと、福祉車両として活用できる車を探しているという方は利用を検討してみてはいかがでしょうか?
カーリースを利用するメリット
法人がカーリースを利用することのメリットは次のようなことがあります。
- 頭金が不要
- 月々一定の負担で利用できる
- 車検などのメンテナンス費用も含まれている
- 固定資産として扱われない
- リース料金はすべて経費として計上できる
- 管理が一元化できる
もちろん購入しても経費として計上することはできますが減価償却を考えなければならず、事業が軌道にのっていないうちは大きな負担となってしまいます。
また台数が多くないうちはいいですが会社の規模が大きくなってくると車の管理も大変になってきます。
カーリースを利用すればメンテナンスの日取りや先々の費用などの計算が立てやすいので事業を行っていくうえでも非常に便利だというわけです。
唯一デメリットとしては購入するよりも支払総額が高くなってしまうということがあるのですが、そこに目をつむってもはるかにメリットの方が大きいというわけです。
法人向けのカーリースは1970年代から提供されており、現在でも300万台以上の契約数があるのでそれだけ法人にメリットがあるということですね。
おすすめのリース業者
法人向けカーリースのトップシェアベスト3は次の会社です。
- 1位.オリックス自動車
- 2位.住友三井オートサービス
- 3位.東京センチュリー
この中でもオリックスはシェアが30%を超えており、群を抜いて顧客を獲得しています。
最近台頭してきているカーリース業者もたくさんあるのですが、これらはどちらかというと個人向けに力を入れている業者となっています。
そのため法人向けのサービスを利用するなら上記で紹介している老舗リース会社の方がおすすめです。
NV200バネットバンのリース料金
オリックスで法人向けのNV200バネットバンのリース料金を見積もってみたところ以下のようになりました。
契約年数 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
---|---|---|
3年 | 53,240円 | 59,620円 |
4年 | 42,900円 | 49,720円 |
5年 | 36,190円 | 43,890円 |
6年 | 31,790円 | 40,040円 |
7年 | 28,490円 | 37,070円 |
見積もりを取ったNV200バネットバンのグレードは「 2WD 5ドア DX(2人乗) 2人 600kg 1600cc ガソリン 4DAT 」で、月々の走行距離は1000kmに統一しています。
オリックスでは契約年数によって選択できる走行距離が変わるのですが、最大で月2500kmまで選択することができるので利用目的に応じて最適な走行距離が見つかると思います。
逆にそんなに走らないという場合は500kmまで減らすことができ、走行距離が短くなればそれだけリース料金も安くなります。
ファイナンスリースとメンテナンスリースがありますが、会計処理など事務作業を簡略化したい場合はメンテナンスリースの方がおすすめです。
リース料金を見るとメンテナンスリースの7年契約で約3万7000円、5年契約なら約4万円となっていますね。
この料金の中には当然車検代やメンテナンス費用も含まれており別に請求される費用はほとんどありません。
軽商用車に比べると当然割高になっていますが、その分たくさんのものを載せることができるので、事業内容によってはこちらを利用したほうがいいこともあるでしょう。
特に介護施設などで利用しようと考えている場合は便利かもしれませんね。
どんな車が最適かわからず悩んでいる場合はハイエースや軽商用車も検討してみた方がいいかもしれませんね。
よくわからない場合は一度店舗に足を運んで相談してみるのもいいと思いますよ。
まとめ
NV200バネットバンは日産が販売している商用バンで、日本だけでなく世界でも多く利用されています。
2010年には日本国内で車椅子に対応した「NV200バネット タクシー」を発売し、日本車で初めて国土交通省が定める「ユニバーサルデザインタクシー」の設定要件を満たした車種に認定されています。
介護施設などで利用されているのを見たことがある方もいるかもしれませんね。
サイズ的には最近はやりのものではありませんが、用途によってはこちらの方が便利だということもあるので利用する車に悩んでいるなら検討してみてもいいのではないでしょうか?