大学生でカーリースを利用するための条件とおすすめの業者をお伝えしていきたいと思います。
大学生になって車の免許を取得するとようやく自分で車を運転できるようになります。
親の車に乗っている方も多いと思いますが、それだと気を使って自由に運転できないという方もいるでしょう。
でも新車を購入するのにはお金がないし、せっかく友達と遠出するなら自分の車を使いたいと思っている方も多いと思います。
そのような場合にカーリースという選択肢があります。
カーリースのメリット
社会人はもちろんのこと大学生でもカーリースを利用することに様々なメリットがあります。
頭金が不要
一番の問題はお金だと思いますが、カーリースを利用すると頭金不要で車に乗ることができるようになります。
支払いプランによってはボーナス払いを無しにもできますし、本体価格の安い軽自動車を選べば月々1万円台から乗ることもできるようになります。
まとまったお金が用意できないという場合でも手軽に車に乗ることができますよ。
収入が不要
もちろん収入があるに越したことはありませんが、大学生でも時期によってはバイトができないぐらい忙しくなることもあります。
収入がないとローンも組むことができないので当然車を購入することもできません。
しかしカーリースなら条件付き(後述)ですが収入がなくても利用することができるようになっています。
未成年でも大丈夫
未成年のうちは信用がないためなかなか大きな買い物をすることはできません。
特に大学生でも未成年が多い1年~2年生は時間を持て余し気味なので車がほしいと思うことも多々あるでしょう。
仮に未成年でもカーリースなら条件付きで利用することができるようになります。
大学生がカーリースを利用するための条件
大学生がカーリースを利用するための条件を詳しくみていきたいと思います。
未成年の場合
先ほど触れたように未成年の時ほど時間に余裕があるので車が必要になることが多いです。
また大学に通うことになって車が必要になったという方もいると思います。
未成年がカーリースを利用する場合は収入があるなしにかかわらず安定した収入がある連帯保証人が必要になります。
これはほとんどの方が父親か母親になると思います。
ほとんどのリース会社は審査を設けており、未成年の場合は連帯保証人がいないと無条件で審査にはじかれることになります。
そのため未成年でカーリースを利用したい場合はまずは両親に相談して許可を得るようにしてください。
成人している場合
成人している場合は一応は責任能力があるとみなされますが、大学生のうちはまだまだ信用があるとは言えない状態です。
しかし一部の方はバイトなどをして自分で生計を立てている場合もありますよね。
収入がある方とない方では審査の基準が若干変わってきます。
収入がある場合
バイトなどをして収入がある場合は連帯保証人を付けなくても審査に通る可能性があります。
一般的に審査に通るかどうかの境目は収入が200万円を超えているかどうかだといわれています。
ただ大学生で収入が200万円を超えている方はほとんどいないでしょう。
おそらく稼いでいるとしても100万円を超えるかどうかぐらいの金額になると思います。
審査をする側もこちらが大学生であることを汲んでくれることもありますが、情でビジネスはできませんから収入が少ないと審査に通る可能性は低くなってしまいます。
ですが収入が足りていなくても連帯保証人を付けることで審査を通過することができるようになります。
車種によっては月々1万円台から乗ることもできるようになっているので、ある程度収入があるなら親の手を煩わせる必要もなくなるでしょう。
親も自分が支払う必要がないとわかれば納得してくれやすくなると思うので、まずは見積もりなどを取って計画を立ててから説得を開始してみるといいでしょう。
収入がない場合
収入がない場合は先に挙げた例と同じく必ず安定した収入がある連帯保証人が必要になります。
リース会社もお金を回収できなくなる事態だけは避けたいですからね。
多くの方は父親か母親になると思うのでまずはそちらの説得から始めましょう。
カーリースのデメリット
大学生でカーリースを利用する条件はわかったと思いますが、利用する前にデメリットについてもきちんと理解しておく必要があります。
でないと違約金を支払わなければならなくなったり最悪強制解約になったりするので気を付けてくださいね。
走行距離制限がある
カーリースではどの会社でも走行距離に制限を付けています。
会社によって設定してある距離はバラバラですが、だいたい500km/月~2500km/月の間になっています。
平均的なのは1000km/月ですね。
大学生の遊び盛りでは1台の車を友人と乗り回して遠出するということもあるでしょう。
月に1度ぐらいなら問題ないと思いますがこれが度重なると制限をオーバーしてしまうことがあります。
制限をオーバーすると当然違約金が発生してしまい連帯保証人が要る場合はそちらに請求がいくこともあります。
そのため月にどれくらい走れるのかはきちんと把握しておく必要があります。
契約期間が長い
基本的にカーリースは長期で契約することが多く、大手リース会社では短くても5年契約のところが多いです。
会社によっては1年~3年で契約できるところもありますが、契約期間が短いと月々の負担が大きくなりやすいです。
また残念なことにカーリースは途中解約できないプランがほとんどです。
大学を卒業したら車が必要なくなるという方も多いと思いますので契約の際iは将来のことをきちんと考えておいた方がいいでしょう。
カスタマイズ不可
カーリースは契約満了したら車を返却することが大半です。
返却の際は原状回復の義務があり、中古車査定でマイナスの評価になるカスタマイズがあると違約金が発生することがあります。
大学生のうちは車をいじりたいと思う方はあまりいないと思いますがこだわりが強い方がいることもあるでしょう。
契約の際は利用規約をしっかり読んでどの程度までいじっていいのかをきちんと把握しておきましょう。
大学生におすすめの業者
大学生がカーリースを利用するなら次の3つの業者がおすすめになります。
- オリックス自動車
- コスモ石油スマートビークル
- マイカー賃貸カルモ
オリックス自動車
オリックス自動車はリース業者の中でも安い料金でリースできることが多いです。
最短での契約は5年のいまのりくんですが、このプランでは契約してから2年たてば違約金なしで自由に解約することができるようになります。
そのため短い期間だけ車が必要だという方には非常におすすめです。
走行距離も2000km/月までありますし、友達と遠出しても十分な距離が走れると思います。
コスモ石油スマートビークル
コスモ石油が提供しているスマートビークルは最短3年から契約することができるようになっています。
大学生なら1年目は公共機関を利用して2年目から車で通学したいと考える方もいると思いますので、そういった方に3年という期間は最適だと思います。
3年契約ならメンテナンスパックを付ける必要もありませんし、手軽に利用できると思います。
マイカー賃貸カルモ
カルモではリースでは珍しく1年から契約することができるようになっています。
大学生活の短い間だけ車が必要になったという方も利用しやすいプランだと思います。
短期間での契約は料金が高くなりやすいのですが、背に腹は代えられないという方は検討してみてください。
まとめ
大学生でも一定の条件を満たせばカーリースを利用することはできるようになっています。
ただしメリットがある半面デメリットもあるので契約の際にはそれらをきちんと理解しておく必要があります。
出ないと違約金を支払うことになりますからね。
大手リース会社なら大学生でも未成年でも契約できるところが多いので、まずはここで紹介した3社で最適なプランがないか調べてみるのがいいと思いますよ。