トヨタの人気車種であるランドクルーザーのカーリース料金を大手リース会社で比較していきたいと思います。
ランドクルーザーはクロスカントリー車として世界的に有名で、快適な乗り心地と高い耐久性を持っています。
ダカールラリーでは出場車の大半がランドクルーザーだったこともあるほど人気の車種となっています。
日本では「ランクル」の愛称で親しまれていますね。
現在は200系が販売されていますが、見た目からしていかついので街中で見たことがあるという方はあまりいないのではないでしょうか。
日本では規制の関係で販売停止となったかつての70系は2014年から1015年の間だけ再版されたことがあり、一部のファンは歓喜したそうです。
2020年にふたたび復刻されるのではという噂もあるようですが、真偽のほどは定かではありません。
また1990年からはランドクルーザー 70系の派生車種でライトデューティ用途として位置付けられたランドクルーザープラドも販売されています。
ただ見た目からもわかると思いますが大型でごつい高級車なので購入しようと思ったらそれなりの費用が掛かることになります。
もっと手軽にランドクルーザーに乗る方法はないのか?
ここでは筆者がおすすめする大手リース会社3社でランドクルーザーをリースした際の料金などを比較していきたいと思います。
おすすめする3社に関する情報は以下のページに詳しく記載しているので興味のある方はそちらもご覧になってみてください。
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実際に見積もりをした結果は次の通りです。
ランドクルーザー
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 要問合せ | 83,537円 |
5年 | 111,780円 | 要問合せ | 77,132円 |
7年 | 101,304円 | 要問合せ | 91,864円 |
9年 | 82,296円 | - | 77,035円 |
グレード | AX8人乗り | AX8人乗り | AX8人乗り |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット メンテナンス無し |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
ランドクルーザープラド
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 78,516円 | 52,454円 |
5年 | 77,328円 | 64,584円 | 50,251円 |
7年 | 69,120円 | 59,724円 | 63,460円 |
9年 | 56,160円 | - | 53,383円 |
グレード | TX5人乗り2700ccガソリン | TX5人乗り2700ccガソリン | TX5人乗り2700ccガソリン |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット メンテナンス無し |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
上記の3社で違う点はオリックスには残価設定がなく、コスモには残価設定があり、カルモでは残価設定をするかどうかを選べるという点です。
残価設定についての詳しい解説はここでは割愛しますが、残価設定がないとすべての料金を契約者が負担することになるのでリース料が高くなりやすい反面契約満了後に車がもらえるというメリットがあります。
ただし車をもらった方が得をするかどうかはまた別の話になります。
残価設定がある場合はリース料金が抑えられるメリットがありますが、契約プランによっては残価を精算する必要が出てきます。
なので上記に表示されている料金以外にも支払う可能性がある会社も存在するということだけは覚えておきましょう。
またランドクルーザーほどの高級車になると残価もそれなりに高くなるので、残価設定がないオリックスは料金が高めになってしまう傾向にありますね。
そういった点も踏まえながら詳しくみていきましょう。
オリックス
オリックスでは多くの車を安くリースすることができますが、高級車に限ってはそうならないことも多いです。
その理由は先ほども言ったように残価設定がないからです。
ランドクルーザーぐらいになると中古車でもそれなりの価格となります。
ラリーに出るくらいですから耐久性も高く長く乗ることができますからね。
もともとの料金が高いこともあってランドクルーザーのリース料金はかなり高めになっていますね。
プラドの方はランドクルーザーに比べたらだいぶ割安でリースできるようになっていますがそれでもまだ高いです。
リース後に車をもらいたい場合はオリックスがおすすめですがそうでない場合は残価設定がある業者を選んだ方がよさそうですね。
コスモ
ランドクルーザーは料金が高くなりすぎてしまうため問い合わせからの見積もりが必要になっています。
残価設定がある分オリックスよりは安い料金でリースできると思うので興味がある方は問い合わせてみるといいでしょう。
プラドの方は7年契約だけを見ると最もお得にリースできるようになっています。
メンテナンスパックを付けることもできますし、安くリースしたいなら一番おすすめの業者ですね。
ただし車がほしい場合は残価の精算を行う必要があるので、車がほしいならオリックスを利用したほうがいいでしょう。
カルモ
カルモでは高級車になるとメンテナンスプランがつけられなくなります。
一見すると料金が安いように見えますがメンテナンス無しのプランなので、運用しようと思ったらメンテナンス費が追加で必要になります。
具体的に言うと車検やオイル交換・消耗品の交換といった費用ですね。
そのため長期契約をするならオリックスやコスモを利用したほうがいいでしょう。
料金を見てみるとなぜか7年契約よりも5年契約の方が安くなっていますね。
考えられる理由としては5年目に発生する車検や税金などが高いということなのでしょう。
またこの年を境に中古車価格も下がりやすくなっているのかもしれませんね。
カルモの最大の特徴は1年から契約することができる点です。
1年契約ならメンテナンスも不要になるので新車の短期リースには向いているといえます。
ただし1年リースになると月々の負担がかなり大きなものになるので利用する場合はその点を十分理解しておきましょう。
大手以外の業者だと地元に密着型の業者なんかも見つかると思います。
中には中古車だけを扱っているところもありますし、地元密着ならではの強みを持ったところもあります。
大手リース会社のプランがしっくりこない場合は住んでいる地域のカーリース業者を探してみてもいいかもしれませんね。