中古車の短期リースを利用するメリットとデメリットについてお伝えしていきたいと思います。
最近は車の乗り方も変わってきておりカーリースを利用する人も増えてきています。
どのくらい増えてきたかというと2018年には10万件増えて約25万件、2022年には約93万件まで増えているといわれています。
一般的なカーリースは長期契約しかできないものが多く、短くても3年からの契約となっています。
しかし一部の業者は中古車のみを取り扱い短期リースを提供しているところもあります。
通常のカーリースとは大きく異なるので利用する際はきちんと理解しておくことが重要になります。
中古車の短期リースのメリット
短期リースを利用することには次のようなメリットがあります。
最短1ヶ月から契約することができる
通常年単位の契約しかできないカーリースですが、中古車専門に取り扱っている短期リース業者では最短1ヶ月から契約することができるようになっています。
そのため短期間の出張で車が必要になった際に手軽に利用することができます。
1日500円から利用することができる
リース料金は業者によって異なりますが、安いところでは1日500円から利用することができるところもあります。
1日500円だと1ヶ月で1万5000円の負担になりますね。
中古車しかないとはいえこの金額で1ヶ月車に乗ることができるのは非常にありがたいですね。
就職活動で1ヶ月単位で滞在するときなどにも便利だと思います。
レンタカーと比較すると安くなることが多い
レンタカーにも1ヶ月単位で利用できる長期レンタルサービスがあります。
調べてみたところ格安マンスリーレンタルと謳っているサイトでも1ヶ月5万円ぐらいからの利用となっていました。
1日だいたい1500円ぐらいからの利用になるのでリースと比較すると約3倍の料金になってしまうということですね。
ナンバープレート側ナンバーではない通常のプレートになる
レンタカーを利用するとわナンバーになることは多くの方が知っていることだと思いますが、ビジネスなどで利用するとこれが煩わしく感じてしまう方も少なくありません。
わナンバーに対してうがった見方をする人もいるようなので、通常ナンバーが利用することができる短期リースはその面でもメリットがあるといえるでしょう。
中古車の短期リースのデメリット
一方で中古車の短期リースにはデメリットもあります。
車種が在庫に左右される
基本的に中古車の短期リースを提供しているところは中古車販売の延長で行っているところが多いです。
そのためリースできるのは在庫がある車に限られており、希望の車種が見つからないことも珍しくありません。
妥協できる場合はいいですが希望の車種がある場合は利用しにくいかもしれませんね。
一部の地域でしか利用できないところが多い
中古車販売業者はその地域に根差しているところが多く、過ごすことになる地域にピンポイントでその業者がないと利用すること自体ができないこともあります。
ネットでヒットする業者も一部の地域はサービスを提供していないことが多いので、もしその地域に入っていたとしたらあきらめるしかありません。
車の状態が悪いことがある
中古車のリースになるので車の状態が悪いこともあります。
すでに10万キロ以上走っている車もあると思いますし、タバコを吸う人が運転していた車にあたってしまうこともあるでしょう。
技術的なトラブルが起こった場合は無償で交換してくれるような保証がついているところもあるので、利用する場合はそういった業者を選んだ方がいいでしょう。
車庫証明や審査が必要
レンタカーには車庫証明や審査はありませんが、リースの場合はどちらも必要になります。
特に短期間だけ定住する場合はその地域で駐車場を確保するのが難しいこともあるかもしれません。
手続きも若干面倒なのでそういった手間を考えるとレンタカーの方がいいという方もいるかもしれませんね。
中古車の短期リースを利用できる業者
最短1ヶ月から契約することができる短期リース業者を以下のページで紹介しています。
-
【最短1ヶ月】短期契約できるカーリース業者一覧
最短1ヶ月から利用することができる短期カーリースを提供している業者を一覧にして紹介していきたいと思います。 一般的なカーリースサービスは短くても1年、普通は3年~9年間が契約期間になっていることが多い ...
ほかにも地域限定の業者があることもあるので、上記のページで紹介している業者が利用できない場合は住んでいる地域で詳しく探してみるといいでしょう。
それでも見つからない場合はあきらめてレンタカーを探した方がいいと思います。
まとめ
短期リースは最短1ヶ月から契約することができる非常に便利なサービスですが、メリットがあれば当然デメリットもあります。
そのため生活環境に合わせてレンタカーと使い分けるのが大切です。
車が必要な期間や使用するのに必要な手間などを考えて最適なサービスを利用するようにしてください。