1週間だけ利用できるカーリースはあるのでしょうか?
この数年の間に個人向けカーリースの需要は急激に増えています。
2018年には約25万件の契約があり、2022年には約93万件まで増えるといわれています。
利用者が増えた要因の一つには単純にカーリースの認知度が上がったことがあると考えられますが、それゆえにカーリースの仕組みを理解せずに利用しようと思う方も中に入るようです。
契約するなら必ずその仕組みを理解しておかないとあとで痛い目を見ることになるので利用を検討している方は注意してくださいね。
1週間だけ利用できるカーリースはない
結論から言うと1週間だけ利用できるカーリースというのはありません。
どんなに短い契約でも1ヶ月は利用する必要があります。
ただ1ヶ月の短期リースでもいろいろな制限があるので契約プランをしっかりと確認しておくことが重要です。
1ヶ月の契約でもいいという方は以下のページに短期リースできる業者をまとめているので参考にしてください。
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【最短1ヶ月】短期契約できるカーリース業者一覧
最短1ヶ月から利用することができる短期カーリースを提供している業者を一覧にして紹介していきたいと思います。 一般的なカーリースサービスは短くても1年、普通は3年~9年間が契約期間になっていることが多い ...
カーリースの仕組み
なぜ1週間のリースはできないのかはカーリースの仕組みを理解しておけば簡単にわかります。
カーリースは車を貸してもらえるとはいえその車はリース会社が購入したものを貸してもらっています。
というか契約が成立するとリース会社が自分たちの代わりに車を購入してくれてそれを貸し出してくれるわけです。
つまりこの時点で車一台分のコストが発生しているんですね。
契約者はその費用を契約期間に分割で支払っていくことになります。
ここまで読めばわかると思いますが、1週間でその金額を返済するのは現実的ではありませんし、そのようなことができるなら車を購入したほうがいいでしょう。
1週間ならレンタカーがおすすめ
1週間だけ車が必要になるのならレンタカーを利用するのがおすすめです。
レンタカーは1日単位での契約がメインですが、中にはウィークリーやマンスリーのプランを用意しているところもあります。
安い業者を利用することができれば1週間で7000円~8000円ぐらいで利用できると思います。
1日単位で契約すると単価が高くなりやすいのでできればウィークリープランを用意しているところを利用しましょう。
レンタカーはその業者にある在庫から車を選ぶことになるので、必要になる地域にある業者から安いレンタカーショップがないかを探してみるといいでしょう。
カーシェアを利用することも可能
レンタカーと似たようなサービスにカーシェアというものがあります。
一番有名なのはタイムズカーシェアですね。
このサービスは基本的にはレンタルと同じような感じで、時間ごとや日ごとに料金が決められており利用に応じてお金を支払っていくという感じになっています。
業者が車を保有しているため扱い的にはレンタカーと同じものになり、ナンバープレートもわナンバーになります。
ただレンタカーやカーシェアのわナンバーを嫌う人はたくさんいるようです。
そんな方におすすめなのが個人間カーシェアリングです。
こちらのサービスは車のオーナーがカーシェアを行っている業者に登録してそれを利用者に貸し出すというサービスになります。
貸しては乗らない車を使ってもらって収入を得ることができ、利用者は通常の車と同じナンバーの車を使いたい分だけ使うことができます。
非常に便利なサービスですがまだ十分に普及しているとは言えないので抵抗がある人もいるかもしれませんね。
興味があればAnycaやdカーシェアを見てみるといいでしょう。
まとめ
1週間だけ利用できるカーリースというのはありません。
最短でも1ヶ月単位での契約になるのでそんなに長い期間は必要ないという方はレンタカーやカーシェアを利用する必要があります。
わナンバーに抵抗があるという方は個人間カーシェアリングを利用するというのも一つの方法です。
ただこれらを利用するよりは1ヶ月のカーリースを利用したほうが安く収まる可能性もなくはないです。
状況に応じてこれらのサービスを使い分けるといいでしょう。