マツダの人気車種であるCX-8のカーリース料金を大手リース会社で比較していきたいと思います。
CX-8は2017年の12月から販売されている歴史の浅い車です。
マツダの日本国内向けクロスオーバーSUVの最上位モデルとして開発されており、SUVながら3列シートで6人あるいは7人乗りができるミニバンのような使い方もできるようになっています。
マツダはミニバンの車種についてはCX-8の投入を機にプレマシーおよびビアンテの販売を終了させており、その代わりとしてCX-8を開発しています。
その背景にはミニバンの利用者数の減少とSUVの人気の増加があるようです。
発売までの3カ月間で月間販売目標1200台の6カ月分を上回る7362台の予約注文を獲得していることからも人気の高さがうかがえます。
今後ミニバンに代わる選択肢になりえるかどうか動向に注目ですね。
カーリースという選択肢
少し前までは車は購入するものでそのためにはお金を貯める必要がありました。
しかし時代の変化とともに人の思考も変わっていき、現在では別に所有していなくても使えればいいという考え方を持つ方も増えてきました。
そのような方に人気なのがカーリースという選択肢です。
カーリースには次のようなメリットがあり近年急激に利用者数が拡大しています。
- 頭金が必要ない
- 毎月定額で車に乗ることができる
- 車検などメンテナンスを丸投げできる
- 将来の見通しが立てやすい
このような特徴から月々の負担を減らしたい若者世代から、この先どのくらいまで車を運転できるかわからない高齢者にまで幅広く需要があります。
頭金やボーナス払いをする必要もないため安くリースできる軽自動車は主婦層にも人気があるようです。
ただしリースはその性質上契約年数が長くなるほど支払総額が大きくなるので、まとまったお金が用意できる場合は購入したほうが得をすることもあります。
またリース会社によって料金設定は大きく異なるので契約する場合はしっかりと比較しておくことが重要になります。
おすすめのリース会社
私がおすすめしているのは次の3社になります。
- オリックス自動車
- コスモスマートビークル
- マイカー賃貸カルモ
オリックス自動車
オリックス自動車はリース会社として最も歴史が長く、カーリースのシェアでも圧倒的No.1を誇っています。
利用者が多いということはそれだけ車を仕入れる台数が多くなるということで、1度の購入でまとまった台数を購入することになるということです。
1台ずつ購入するよりは複数台まとめて購入したほうが安くしてもらいやすくなるのは理解できるでしょう。
オリックスはそうした強みを生かして業界でも最安値でリースできる車がたくさんあります。
またリースには当たり前の残価設定がないので契約時にプランで悩む必要もなくなります。
契約満了後には車をもらうことができるプランもあるので、満了後に車をもらいたいと思っている場合はそのプランがおすすめです。
コスモスマートビークル
2011年からサービスを開始している後発組ですが、これまでに5万件の契約を獲得しています。
成功の要因はガソリンスタンドで気軽にリースの紹介ができるという点でしょう。
ガソリンスタンドの数だけ店舗があるということなので規模が大きいのは想像に難くなく、あっという間に大手と肩を並べるほどになりました。
最大の特徴はガソリンスタンドで給油割引が受けられるサービスがあるということです。
もちろん車の調達にも優れており、車種によってはオリックスよりも安くリースできるものもあります。
契約プランも3年から用意されていますし、短期でのリースを希望している方にも利用しやすくなっています。
用意してあるメンテナンスプランは最もいいゴールドならオリックスよりもさらに手厚いサポートが受けられるようになっています。
最大で7年までしか契約することができませんが、もともとのその期間の契約を考えている方なら候補に入れておいた方がいい業者であることは間違いありません。
マイカー賃貸カルモ
2018年からサービスを開始した新規参入組で、もともとはIT業界で活躍していた会社が運営しています。
ネット世代の強みを生かして契約から納車まですべてスマートフォンからできるようになっているのも特徴の一つです。
ほかにはない新しいサービスを続々と発表しており、メンテナンスプランには他社にはない原状回復保証が入っています。
これにより運転に自身のない方でも安心して乗ることができるようになっています。
また1年から11年と幅広い年数で契約することもできるようになっており、短期で契約する方にも長期で契約する方にもおすすめとなっています。
まだ認知度がそこまで高くないためほかの2社に比べてリース料金が若干ためになることが多いですが、唯一無二のサービスを展開しているのでリースする価値は十分あると思いますよ。
CX-8のリース料金
先ほど挙げた3社でリース料金を比較してみると以下のようになりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 85,644円 | 72,413円 |
5年 | 69,120円 | 65,988円 | 58,298円 |
7年 | 57,348円 | 58,428円 | 54,226円 |
9年 | 46,764円 | - | 45,640円 |
11年 | - | - | 40,747円 |
グレード | 25S 6人乗り 6人 2500cc ガソリン | 25S 6人乗り 6人 2500cc ガソリン | 25S 6人乗り 6人 2500cc ガソリン |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット メンテナンス無し |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
一見するとカルモが安く見えますが、カルモにはメンテナンスが含まれていないためその分の費用が追加で必要になります。
そのため9年契約ならオリックスが最もお得にリースできるようになっていますね。
CX-8は本体価格もそれなりにするので長期間の契約にすることで月々の負担を小さくできるのはうれしいですね。
7年契約になると1万円ぐらい高くなりますが、こちらでもオリックスが最安値となっています。
ただし先ほども言ったようにコスモの方がメンテナンス面で優れているため、支払総額ではコスモの方が安く抑えられる可能性もあります。
オリックスとコスモで悩んだ場合はメンテナンスの細かさで判断するといいでしょう。
カルモの11年契約にすると月々の負担は最も小さくなりますが、車検などのメンテナンス費用を自分で用意する必要があるのでその点にだけ注意してください。
まとめ
今後車を所有するのにカーリースという選択をする人はもっと増えてきます。
あなたも車を買い替える時や新たに車を購入する際にカーリースを検討してみるのもいいと思いますよ。
カーリースに向いている人
- まとまったお金が用意できない人
- 月々の負担を一定にしたい人
- 維持管理を丸投げしたい人
- 決まった期間だけ車が必要な人
1つでも当てはまる部分があるならカーリースを検討してみるのもありだと思いますよ。