法人向けカーリースでハイゼットカーゴのリース料金は月額いくらぐらいなのか調べていきたいと思います。
ハイゼットは1960年からダイハツが販売している軽貨物車です。
現行軽自動車の商標の中でトラックは58年、カーゴ(バン)は57年と最も古い歴史をもつ車でもあります。
商用車として非常に人気のある車で、2011年にはトヨタに『ピクシストラック』と『ピクシスバン』として、2012年にはスバルに『サンバー』としてOEM供給されています。
現在販売されているハイゼットカーゴは2004年にフルモデルチェンジした10代目となっています。
2017年には衝突回避支援システム「スマートアシストIII」も導入されており商用車としてますます人気が高まっています。
最も安いグレードでは約95万円からとなっており、軽バンとしても非常に求めやすい価格となっています。
カーリースを利用するメリット
法人がカーリースを利用することのメリットは次のようなことがあります。
- 頭金が不要
- 月々一定の負担で利用できる
- 車検などのメンテナンス費用も含まれている
- 固定資産として扱われない
- リース料金はすべて経費として計上できる
- 管理が一元化できる
もちろん購入しても経費として計上することはできますが減価償却を考えなければならず、事業が軌道にのっていないうちは大きな負担となってしまいます。
また台数が多くないうちはいいですが会社の規模が大きくなってくると車の管理も大変になってきます。
カーリースを利用すればメンテナンスの日取りや先々の費用などの計算が立てやすいので事業を行っていくうえでも非常に便利だというわけです。
唯一デメリットとしては購入するよりも支払総額が高くなってしまうということがあるのですが、そこに目をつむってもはるかにメリットの方が大きいというわけです。
法人向けのカーリースは1970年代から提供されており、現在でも300万台以上の契約数があるのでそれだけ法人にメリットがあるということですね。
おすすめのリース業者
法人向けカーリースのトップシェアベスト3は次の会社です。
- 1位.オリックス自動車
- 2位.住友三井オートサービス
- 3位.東京センチュリー
この中でもオリックスはシェアが30%を超えており、群を抜いて顧客を獲得しています。
最近台頭してきているカーリース業者もたくさんあるのですが、これらはどちらかというと個人向けに力を入れている業者となっています。
そのため法人向けのサービスを利用するなら上記で紹介している老舗リース会社の方がおすすめです。
ハイゼットカーゴのリース料金
オリックスで法人向けのハイゼットカーゴのリース料金を見積もってみたところ以下のようになりました。
契約年数 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
---|---|---|
3年 | 28,270円 | 34,210円 |
4年 | 23,320円 | 28,710円 |
5年 | 19,800円 | 26,730円 |
6年 | 18,260円 | 24,860円 |
7年 | 16,610円 | 23,980円 |
見積もりを取ったハイゼットカーゴのグレードは「2WD 標準ルーフ 5ドア スペシャル SA III (標準ルーフ) 2/4人 350kg 660cc ガソリン 4DAT」で、月々の走行距離は1000kmに統一しています。
オリックスでは契約年数によって選択できる走行距離が変わるのですが、最大で月2500kmまで選択することができるので利用目的に応じて最適な走行距離が見つかるると思います。
逆にそんなに走らないという場合は500kmまで減らすことができ、走行距離が短くなればそれだけリース料金も安くなります。
ファイナンスリースとメンテナンスリースがありますが、会計処理など事務作業を簡略化したい場合はメンテナンスリースの方がおすすめです。
リース料金を見るとメンテナンスリースの7年契約で約2万4000円、5年契約なら約2万6000円となっていますね。
この料金の中には当然車検代やメンテナンス費用も含まれており別に請求される費用はほとんどありません。
強いて言うと任意保険とガソリン代は別途必要になりますが、それはリースでなくても同じなので言うまでもありませんよね。
おすすめはオリックス自動車ですが正直先に挙げた3社ならそこまで大きな差はないでしょう。
なので会社に都合のいい業者を選ぶといいでしょう。
ハイゼットカーゴ以外の軽バンについての情報が知りたいという方は以下のページにまとまてあるのでそちらも参考にしてください。
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軽バンのおすすめリース会社と人気車種
軽バンのおすすめリース会社と人気車種を紹介していきたいと思います。 軽バンは一般的な軽自動車と比べるとエンジンの位置などに違いがあり室内のスペースが広く確保されています。 これまでは商用車として人気を ...
まとめ
ハイゼットカーゴは軽バンとして非常に歴史が長い車で、それだけ長く売れているということは実用性が高く料金的に見ても割に合っているからでしょう。
ちなみにハイゼットカーゴは商用車として初めてハイブリッドも導入されましたが数年で廃止されました。
顧客に求められているのはそこではなかったということですね。
逆に言うと顧客のニーズを取り入れて進化し続けてきたからこその人気だともいえます。
法人にとってカーリースを利用することには大きなメリットがあるので会社で使う車を探しているという方はぜひ利用を検討してみてください。