ハスラーのリース料金はいくらぐらいなのか調べていきたいと思います。
ハスラーはスズキが2014年から販売してる軽トールワゴンとSUVの双方の要素を融合させた新ジャンルの軽自動車でクロスオーバーSUVと呼ばれることもあります。
アウトドアやスポーツといったレジャーを好むユーザーをターゲットとした車となっており、テレビCMでもそれが強調されるようなものになっています。
「遊び心あるなぁ~」というセリフを覚えている方も多いのではないでしょうか。
以前スズキにはセダンとSUVのクロスオーバーである「Kei」がありましたが2009年に販売が終了しており、その存在を惜しむ声が多数あったようです。
それを受けて満を持して開発されたのがハスラーであり、発売初年だけで10万4233台もの売り上げを達成し、軽自動車部門でスズキが8年ぶりに首位に返り咲きました。
現在でも軽自動車部門でトップ10入りするほど人気のある車となっています。
マツダにOEM供給もされておりフレアクロスオーバーとして販売されているのですが、こちらの売れ行きは芳しくないようです。
カーリースで負担を軽減
販売価格が100万円を切るものが多い軽自動車市場でハスラーは最も安いグレードでも110万円と若干価格が高めになっています。
オプションを付ければ150万円以上はすると思いますし、最も高いグレードだと車の代金だけで170万円以上します。
軽自動車でこれはちょっと高いですよね。
ハスラーには乗りたいけどまとまったお金を要することができないという方は多いと思います。
そのような方におすすめなのがカーリースです。
カーリースのメリット
- 頭金不要
- 月々定額で乗ることができる
- メンテナンスプランもあるので急な出費が必要ない
- メンテナンスも丸投げできる
カーリースのデメリット
- 支払総額が高くなりやすい
- 途中で解約することができない
- 走行距離に制限がある
- 原状回復の義務がある
特に軽自動車はセカンドカーとして購入する人も多く、そういった方にカーリースは人気を集めています。
ただどちらかというとハスラーはセカンドカーとしてはあまり向いていないかもしれませんね。
アウトドアなどのレジャーに頻繁に利用するならそれなりに走行距離も長くなってしまいますし、乗るほどボディを傷つける可能性も高くなりますからね。
リースはこんな人におすすめ
先ほど少し説明しましたが、カーリースは次のような人に向いています。
カーリースに向いている人
- まとまったお金が用意できない人
- 月々の負担を一定にしたい人
- 維持管理を丸投げしたい人
- 決まった期間だけ車が必要な人
カーリースなら車検などのメンテナンス時にも余計な出費はありませんし、時期になるとこまめに連絡してくれるのでいちいちスケジュールを調整する必要などもありません。
月々の負担だけで車に乗り続けることができますし、業者によっては車がもらえたりもするのでライフスタイルに合った方法で利用することもできます。
毎月の負担を一定にしたいという方や購入に不安があるという方は検討してみるといいでしょう。
おすすめのカーリース業者
一口にカーリースといっても業者によってプランが違えば料金設定も異なっています。
メンテナンスの範囲なども違うことがあるので契約の際はいろいろな業者を比較しておくのが重要です。
オリックス自動車
カーリースを30年以上行っている老舗リース会社です。
車の保有台数も他社と比べてダントツで多いですし、リースプランも利用者に向けて何度も改良されています。
利用者のことを最優先で作られたプランは残価設定がないシンプルなものになっており、契約の際にいちいち悩む必要がありません。
契約満了時には無料で車をもらうことができるためその後も乗り続けたいと思っている方のニーズも満たしていますし、一定期間利用すると違約金なしで解約することができるという特徴もあります。
まさにかゆいところにも手が届くようなプランになっているので、カーリースを検討しているならまずはここを検討してみるのがいいと思います。
コスモスマートビークル
石油小売業者の大手であるコスモ石油が提供するカーリースサービスです。
2011年から参入しているいわゆる中堅組なのですが、圧倒的な宣伝力とガソリンスタンドで契約できる手軽さから瞬く間に大手の仲間入りを果たしました。
メンテナンスパックは3つから選べるようになっており、契約年数やライフスタイルから最適なものを選べるようになっています。
最もサービスが手厚いゴールドパックなら細かい消耗品の交換まで含まれているのでオリックスよりも充実したサービスが受けられます。
契約年数は3年、5年、7年から選べるようになっておりオリックスと差別化できるのもいいですね。
ガソリンスタンドならではの給油サービスが受けられるのも魅力の一つです。
オリックスとは異なり残価設定を行う必要があり、オープンエンドでの契約かクローズドエンドの契約を選ぶ必要があるのでこれらの違いについてきちんと学んでおくようにしましょう。
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オープンエンドとクローズドエンドの違いをわかりやすく解説
オープンエンドとクローズドエンドの違いをわかりやすく解説していきたいと思います。 個人向けであっても法人向けであってもカーリースの契約をする際は「オープンエンド方式」か「クローズドエンド方式」を選択す ...
軽自動車ではN-BOXに次いで2番目に人気があるのがハスラーとなっています。
マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
もともとIT業界にいた強みを生かして次々にほかの企業と提携し新たなサービスを提供しています。
その一つに中古車販売のガリバーがあり、現時点で車を持っている方は下取りからリース車の納車までを最短1日で行えるサービスも提供しています。
すべてがネットから完結する手軽さもあり今後は需要が増えると予想されます。
車の仕入れもオリックス自動車と提携しているので不安要素はありません。
長期リースが一般的なカーリースで1年から1年単位で契約することができるようになっており、最大11年まで選択することができます。
11年は長すぎると思った方もいるかもしれませんが、一般的な車の利用年数は乗用車でも12年ぐらいあるので決して長いとは言えません。
メンテナンスには細かい消耗品の交換まで含まれていますし、他社にはない原状回復保証までついています。
契約年数や料金によってはこちらを選択するのもありだと思います。
ハスラーのリース料金
先ほど紹介した3社でハスラーのリース料金の見積もりを取ってみたところ次のような結果になりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 37,620円 | 要問合せ |
5年 | 27,940円 | 29,040円 | |
7年 | 23,430円 | 25,630円 | |
9年 | 19,140円 | - | |
11年 | - | - | |
グレード | 2WD A 4人 660cc | 2WD A 4人 660cc | 2WD A 4人 660cc |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
理由はよくわかりませんがカルモにはハスラーがラインナップされていませんでした。
そのためカルモの料金が知りたい方は別途問い合わせをしてみる必要があります。
オリックスとコスモの7年契約を比較してみるとオリックスの方が安くなっていますがメンテナンスのことを考えるとトータルでは同じぐらいの金額になると思います。
それよりも長期で契約したい場合はオリックスを利用するのがよさそうですね。
9年契約ならつく月2万円以下で利用することもできますし、負担としては軽い方だと思います。
オリックスなら2000kmまで走ることもできるのでレジャーとして利用しても走行距離は十分だと思います。
ハスラーに乗りたいけど購入資金を用意するのは難しいという方はこれらの業者でリースを検討してみてください。
まとめ
ハスラーは軽自動車ですが広い室内空間と走行性能を兼ね備えた新ジャンルの車です。
レジャーに最適で外観も遊び心があるものになっています。
メインで使用してもいいですしセカンドカーとして利用しても十分楽しめるでしょう。
リースには支払総額が高くなるというデメリットもありますが、購入するとなるとまとまった資金は必ず必要になります。
リースは資金を用意するのが難しいという方に向いているので、自分が当てはまっていると思った方はぜひ利用してみてください。