法人向けカーリースにおすすめの軽自動車を紹介していきたいと思います。
最近は個人向けのカーリースの需要も増えてきましたが、カーリースといえばやはり法人向けのサービスが主流となっています。
現時点でもリース車の9割以上は法人向けですからね。
法人向けカーリースの需要がそこまで拡大したのにはやはりメリットが多いからでしょう。
法人向けカーリースのメリットとデメリット
法人向けカーリースを利用することのメリットは簡単に上げただけで次のようなことがあります。
- 頭金が不要!初期費用が抑えられる
- 経費扱いで節税になる
- メンテナンス・車検にかかる手間が少ない
- 車両入替が楽
特にカーリースを利用することで固定資産に計上する必要がなくなり、資産の管理がしやすくなることが最大のメリットといえるでしょう。
台数が多くなってくると管理も大変になりますが、カーリースならそれを一元化できるので大企業ほどその恩恵にあずかれるというわけです。
一方で次のようなデメリットもあります。
- 距離制限がある
- 途中解約はできない
- 支払総額が高くなることもある
走行距離は契約時にある程度変更することができますが、営業車で毎月長距離を移動するという場合はあまり向いていないかもしれませんね。
ただそれを差し引いても法人向けのカーリースにはメリットがあるというわけです。
商用車として人気の軽自動車
実は軽自動車にも「軽乗用車」「軽貨物車」「軽特種用途車」という種類があります。
軽乗用車というのは普段皆さんが乗っている軽自動車のことですね。
これに対して法人向けにリリースされているのが軽貨物車と呼ばれるもので、軽商用車という呼び方をすることもあります。
軽商用車は見た目には普通の軽自動車のような感じですが、次のような条件が定められています。
- 人が座る面積よりも荷物を載せる面積のほうが大きい
- 運転席以外のシートを倒した状態で荷物を積載できる
- 床面積が0.6平方メートル以上 etc
つまり仕事のための荷物をより載せられる構造になっているというわけですね。
街中を走っていても後ろの座席が荷物でびっしりという車を見たことがある方もいると思います。
あれがいわゆる商用車と呼ばれるものなんですね。
軽自動車で人気の商用車は次の通りです。
- スズキ エブリイバン
- ダイハツ ハイゼットカーゴ
- ホンダ N-VAN
これらをひっくるめて軽バンという呼び方をすることもありますね。
商用車はOEM販売されているものも多く、エブリイバンだと日産 NV100クリッパー、マツダ スクラム、三菱 ミニキャブバンあたりがOEM車となっています。
ハイゼットカーゴだとトヨタ ピクシスバン、スバル サンバーがOEM車ですね。
法人向けの軽自動車を選ぶならとりあえず上記の3車種から選択するといいでしょう。
法人向けにおすすめのリース業者
法人向けカーリースを利用するなら実績のある大手の方がいいでしょう。
長く利用されるということはそれだけ利用する側にメリットがあるということですからね。
特にトラブルがあった場合などは大手の方が対応がいいことが多いので、特に理由がないなら大手を利用しましょう。
カーリースのシェアトップ3は次のようになっています。
- オリックス自動車・・・30%
- 三井住友ファイナンス&リース・・・17%
- 東京センチュリーリースが・・・10%
これを見てもわかるようにオリックス自動車がぶっちぎりで1位ですね。
オリックスはシェアが大きく取り扱っている台数が非常に多いので、その分1台1台のコストが小さくて済みます。
もちろんその分の料金はユーザーに反映されることになり、リース業者の中でもオリックスが最安値になることが多いです。
リース料金はどれくらい?
これらの商用車のリース料金がどれくらいになるのかオリックス自動車で次の条件で見積もりを取ってみました。
- 契約年数:5年
- 月間走行距離:1500km
- オプション:ETC、カーナビ
リース料金は以下の通りです。
車種 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
---|---|---|
エブリイバン | 18,590円 | 26,290円 |
ハイゼットカーゴ | 18,480円 | 26,290円 |
N-VAN | 22,770円 | 30,580円 |
N-VANはN-BOXがベースになっている分ほかの車よりも若干料金が高くなっていますね。
プランの違いについては以下のページに詳しく書いてあるので参考にしてください。
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オリックスの法人向けカーリースのおすすめポイント
オリックスの法人向けカーリースのおすすめポイントを紹介していきたいと思います。 オリックスは多くのグループ会社を持っているので知らない人はいないと思います。 一番わかりやすいのはプロ野球チームのオリッ ...
オリックス自動車なら契約年数と走行距離を細かくいじれるようになっているので自社の条件に合ったプランで見積もりを取ってみるといいでしょう。
まとめ
法人向けで軽自動車を利用する場合は軽商用車あるいは軽バンと呼ばれている車種を利用することになると思います。
軽バンは通常の軽自動車よりも荷物を載せるスペースが多く確保されており、商用車にぴったりの設計になっています。
リースをするなら維持管理が一元化できるメンテナンスリースの方がおすすめです。
上記におすすめの車を紹介しているので商用車をリースしようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。