トヨタの人気車種であるパッソのリースの金額はいくらぐらいなのか調べていきたいと思います。
パッソは2004年から販売されている車で、開発はダイハツ、販売はトヨタが行っている少し変わった車です。
OEMではなくトヨタがダイハツへ生産を委託しており、ダイハツのブーンはパッソの姉妹車にあたります。
ただし2016年から販売されている3代目パッソからはブーンのOEMとなっています。
小型なため軽自動車と間違えられがちですが、分類は普通車となっています。
CMではマツコ・デラックスが起用されており、「軽じゃないK」というキャッチフレーズを覚えている人も多いと思います。
個人的には「パッソ、プチプチプチトヨタ」という言葉が頭に残っていますが、販売当初から小型であることをアピールしていたというわけですね。
価格的には軽自動車と普通車のちょうど中間ぐらいの価格帯となっています。
カーリースという選択肢
最近では新車を購入しなくてもカーリースを利用するだけで気軽に新車に乗ることができるようになっています。
カーリースには次のようなメリットがあり近年急激に利用者数が拡大しています。
- 頭金が必要ない
- 毎月定額で車に乗ることができる
- 車検などメンテナンスを丸投げできる
- 将来の見通しが立てやすい
特に頭金なしで月々定額で車に乗ることができるカーリースは若者を中心に人気を集めているというわけです。
パッソは安いとは言っても新車を購入するとなるとそれなりにまとまったお金が必要になります。
ローンを組めば頭金が必要になりますし経済状況によってはお金を用意するのが難しい方もいるでしょう。
リースなら頭金もボーナス払いも不要で月々の負担だけで新車に乗ることができるようになります。
パッソならそこまで本体代も高くないため負担もかなり抑えられるでしょう。
おすすめのリース会社
私がおすすめしているのは次の3社になります。
- オリックス自動車
- コスモスマートビークル
- マイカー賃貸カルモ
オリックス自動車
オリックス自動車はリース会社として最も歴史が長く、カーリースのシェアでも圧倒的No.1を誇っています。
利用者が多いということはそれだけ車を仕入れる台数が多くなるということで、1度の購入でまとまった台数を購入することになるということです。
1台ずつ購入するよりは複数台まとめて購入したほうが安くしてもらいやすくなるのは理解できるでしょう。
オリックスはそうした強みを生かして業界でも最安値でリースできる車がたくさんあります。
またすべてのプランに標準でメンテナンスが付与されているため、車検など維持管理費を心配する必要もありません。
最大で9年契約まであるので長期間低コストでパッソに乗り続けることができますし、その間のメンテナンスも業者に一任できます。
コスモスマートビークル
2011年からサービスを開始している後発組ですが、これまでに5万件の契約を獲得しています。
成功の要因はガソリンスタンドで気軽にリースの紹介ができるという点でしょう。
ガソリンスタンドの数だけ店舗があるということなので規模が大きいのは想像に難くなく、あっという間に大手と肩を並べるほどになりました。
最大の特徴はガソリンスタンドで給油割引が受けられるサービスがあるということです。
もちろん車の調達にも優れており、車種によってはオリックスよりも安くリースできるものもあります。
契約プランも3年から用意されていますし、短期でのリースを希望している方にも利用しやすくなっています。
用意してあるメンテナンスプランは最もいいゴールドならオリックスよりもさらに手厚いサポートが受けられるようになっています。
7年契約で利用するなら間違いなくゴールドパックが最もお得になるでしょう。
短期で利用する場合はメンテナンスパックを付けなくても十分対応できると思います。
ライフスタイルに合った最適なプランで契約するといいでしょう。
マイカー賃貸カルモ
2018年からサービスを開始した新規参入組で、もともとはIT業界で活躍していた会社が運営しています。
ネット世代の強みを生かして契約から納車まですべてスマートフォンからできるようになっているのも特徴の一つです。
ほかにはない新しいサービスを続々と発表しており、メンテナンスプランには他社にはない原状回復保証が入っています。
これにより運転に自身のない方でも安心して乗ることができるようになっています。
また1年から11年と幅広い年数で契約することもできるようになっており、短期で契約する方にも長期で契約する方にもおすすめとなっています。
1年、2年での短期契約は単価が高くなるのであまりお勧めはしませんが、11年契約なら低コストで乗り続けることができると思います。
支払総額は若干高めになりますが、メンテナンス費用などを考慮すると法外というほどでもないと思いますよ。
パッソのリース料金
先ほど挙げた3社でリース料金を比較してみると以下のようになりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 48,730円 | 42,795円 |
5年 | 32,560円 | 37,180円 | 35,322円 |
7年 | 28,050円 | 32,340円 | 30,545円 |
9年 | 23,210円 | - | 27,164円 |
11年 | - | - | 25,090円 |
グレード | X S 5人 1000cc | X S 5人 1000cc | X S 5人 1000cc |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
これを見るとオリックス、カルモ、コスモの順に安くなっていますね。
カルモがコスモよりも安くなっているのはちょっと意外でした。
オリックスの9年契約ならカルモの11年契約よりも安く利用することができるので、オリックスで契約するのが無難だといえそうですね。
その場合は細かい消耗品を自分で負担する必要がありますが、数回程度の負担なのでそこまで面倒でもないでしょう。
消耗品を自分で負担するのが嫌だという方は次に安いカルモを利用すればそのあたりのサービスもすべて含まれているのでお勧めですよ。
まとめ
パッソは軽自動車では事故を起こしたときに不安だけどなるべく小さい車に乗りたいと思っている方におすすめの車です。
中でもオリックスの長期契約を利用すれば非常に安くリースできますし、契約満了時には無料で車をもらうこともできます。
9年契約なら8年目からは自由に解約することもできるようになっているので、途中で飽きたら乗り換えも可能です。
走行距離と相談しながらどういう選択をすれば一番得をするのか考えるといいでしょう。
カーリースに向いている人
- まとまったお金が用意できない人
- 月々の負担を一定にしたい人
- 維持管理を丸投げしたい人
- 決まった期間だけ車が必要な人
1つでも当てはまる部分があるならカーリースを検討してみるのもありだと思いますよ。