社用車をリースするのにおすすめの車種を紹介していきたいと思います。
最近は個人向けのカーリースの需要も増えてきましたが、それでも依然としてメインは法人向けとなっています。
これは契約数を見れば一目瞭然で、2018年時点でカーリース全体の契約数が350万件なのに対して個人向けは25万件しかありませんでした。
つまり90%以上は法人向けの社用車がリースされているということになりますね。
これだけ利用されるからには当然それだけのメリットがあるからです。
社用車をリースするメリット
社用車をリースするメリットには次のようなことがあります。
- 頭金が不要
- 月々一定の負担で利用できる
- 車検などのメンテナンス費用も含まれている
- 固定資産として扱われない
- リース料金はすべて経費として計上できる
- 管理が一元化できる
特に資産運用の面と会計処理の面で大きなメリットがあるといわれています。
事業を行っていくうえで資金に余裕を持たせておきたいという経営者の方は多いと思いますし、車の台数が多くなってくると会計処理だけでかなりの手間と時間と人件費が必要になりますからね。
カーリースのメリットとデメリットは以下のページにまとめてあるので興味がある方はそちらもご覧になってみてください。
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リース車両のメリットとデメリット
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傷がついた時の対処法
多くの方は社用車に傷がついた時にどのように対処していいのかわからず不安に思っているようです。
基本的にリース車両であった場合は個人向けでも法人向けでも同じ対応をすることになるのですが、リースしている社用車が傷ついてしまった場合はリース会社に報告しなければいけません。
リース車両は使用権こそ自分たちにありますが所有権はリース会社が持っています。
つまりリース会社の車を借りている状態なので、借り物に傷がついたら持ち主に連絡するのが当たり前ですよね?
傷の程度にもよりますが、おそらく多くの場合は指定された工場で修理することになると思います。
もちろん修理費用は自分で支払う必要がありますが、保険に加入している場合はそちらを利用したほうがお得になることもあるでしょう。
保険を利用する場合は1年単位で契約しているか長期契約しているかをよく確認しておきましょう。
1年単位で契約していて保険を使用した場合は等級が上がって保険料が上がってしまいます。
長期契約している場合は保険を利用しても保険料が据え置きになっていることが多いので、リース会社経由で契約している場合はリース会社に、個人で契約している場合は自分で問い合わせてみるのがいいでしょう。
中には連絡をせずに自分の判断で修理してしまったという方もいるようですが、念のため修理する前に報告しておいた方がいいでしょう。
絶対にやってはいけないのは傷がついたのに大丈夫だと勝手に判断して連絡をしないことです。
この場合は契約満了時に違約金が発生したりするので注意してください。
何はともあれ傷がついたらまずはリース会社に連絡を入れて指示を仰ぎましょう。
おすすめの業者は?
社用車、つまり法人向けのカーリースを提供しているおすすめの業者はオリックス自動車です。
オリックス自動車は全体の3割以上のシェアを獲得している業界のリーディングカンパニーでもあります。
オリックスが人気を集めている理由は以下のようなことがあるからです。
- リース会社として最も歴史の長い安心感
- 各ディーラーとの結びつきの強さ
- わかりやすいリースプラン
もちろんほかにもいろいろあると思いますが、オリックスを利用すれば最も安く利用できる車種も多いため、まずはオリックスで見積もりを取ってみるという方が多いようです。
おすすめの車種一覧
社用車として利用する車を選ぶ際は何を重要視するかがポイントになります。
ほとんどの場合は次のようなポイントを見ることになるでしょう。
- 料金
- サイズ
- 荷物スペース
- 燃費
少しでもコストを下げるために車の価格が安い車種が選ばれやすいという傾向にあります。
まただれでも気軽に運転できるという点からコンパクトな車が選ばれやすく、それでいて仕事の荷物を多く積むことができる車種が重宝されています。
営業に使う車だと長距離を走ることになるので燃費がいい車種も選ばれやすいです。
これらの条件を踏まえて次のような車種が人気を集めています。
スズキ エブリイ
スズキの代表的な軽自動車で社用車の定番ともいえる車です。
小売業や卸売業、建設業など幅広い分野で活躍しており、コンパクトなボディで小回りが利き、背が高いので荷物もたくさん積めるようになっています。
価格も100万円を切るぐらいで購入することができるので個人でも法人でも人気がある車となっています。
ダイハツ ハイゼットカーゴ
ダイハツのハイゼットカーゴはエブリイと同じようなトール型の軽自動車です。
価格やサイズや使用感はエブリイとほとんど同じで、正直なところどちらを選ぶかは好みによるところが大きいです。
特にこだわりがなくディーラーと関係がある場合はそちらを選択するいいと思います。
トヨタ プロボックス
トヨタのプロボックスは営業車の代表的な車です。
前後に長いため荷物もたくさん積むことができるようになっていますし、車内でパソコンなどを使ってちょっとした作業を行うスペースも確保されています。
外回りに使う車を探している場合は非常におすすめです。
スズキ アルトバン
スズキのアルトの最大の特徴は何といってもコストパフォーマンスの良さです。
グレードにもよりますが最も安いものでは70万円以下で販売されており、個人はもちろん法人でも人気を集めています。
サイズも非常に小さいためたくさん荷物を運ぶのには向いていませんが、体一つで営業に行く方なんかには非常に向いていますね。
何よりコストを重視したいという方はこちらを検討してみるといいでしょう。
リース料金の価格相場
先ほど紹介した人気車種をオリックスで見積もりしてみたところ次のようになりました。
車種 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
---|---|---|
エブリイバン | 18,590円 | 26,290円 |
ハイゼットカーゴ | 18,480円 | 26,290円 |
プロボックス | 25,410円 | 33,880円 |
アルトバン | 16,500円 | 24,200円 |
なお見積もり条件は契約年数5年で走行距離1500km、オプションにカーナビとETCがついています。
用途によっては不要なオプションや走行距離になっているものもあると思うので、条件をいじればもっと安くリースすることもできるでしょう。
重要なのは目的に合った車を必要な条件で契約することなので、どんな使い方をするのか事前にしっかりと確認しておきましょう。
もちろんここで上げている車種以外にもいい車はたくさんあるので興味があればそちらを見積もりしてみるのもいいと思いますよ。
まとめ
ここまで社用車をリースするのにおすすめの業者や車種などを紹介してきました。
購入することにも多くのメリットがありますが、リースすることで管理が楽になったり資産運用の面でも先行きが透明になり利用しやすくなります。
オリックスなら人気の社用車なら特選車としてお得にリースできることもあるので、まずはどのような車種があるのか確認してみるといいでしょう。
社用車は用途に応じていろいろなものがあるので目的に合った車を探してみてください。