カーリースの4つの支払方法はどれがお得なのでしょうか?
カーリースを契約したことがあるからならわかると思いますが、支払方法に頭金を付けたりボーナス払い(ボーナス加算)を付けたりすることができます。
これらを組み合わせると全部で4つの支払方法があることになります。
- 月々均一払い
- 月々定額+ボーナス払い
- 月々定額+頭金
- 月々定額+頭金+ボーナス払い
頭金を付ける場合は支払総額が若干安くなるというメリットもありますが、そこまで大きな違いにはならないと思いますのでライフスタイルに合った支払い方法を選ぶのがいいと思います。
ここからは実際の支払例を見ながら各支払方法について考えていきたいと思います。
見積もりを取ったのはコスモ石油のスマートビークルでトヨタのアクアとなっています。
また契約条件は以下で統一しています。
- 車種:アクア L 1500㏄
- オプション:ETC カーナビ
- メンテナンス:ゴールドパック
- 走行距離:1000km
- 契約期間:84ヶ月
月々均一払い
月々均一払いにすると3万8390円の84回払いとなりました。
この支払方法だと契約開始から満了まで毎月同じ金額の負担しか発生しないので将来的な負担も計算しやすくなります。
特に理由がないならこの方法で支払うのがいいと思います。
月々定額+ボーナス払い
ボーナス払いを5万円に設定すると3万140円の70回+8万140円の14回払いとなりました。
均一払いと比較すると月々の負担は8000円ぐらい安くなりましたが、その分ボーナスが発生する月の負担が大きくなりました。
サラリーマンでボーナスがたくさんもらえる場合はこちらの方が負担を小さく感じるかもしれませんね。
どちらにするかは給与を見ながら考えてください。
月々定額+頭金
頭金を40万円に設定すると月々の支払金額は3万2780円となりました。
均一払いと比べて月々6000円ぐらい安くなりましたね。
資金に余裕がある場合はこの支払方法でもいいかもしれませんが、そもそもカーリースは頭金不要で新車に乗れることを最大の売りにしているのでこの方法を選べる方はあまりいないでしょう。
ただし頭金で支払った部分には金利がかからないのでその分安く乗ることができます。
均一払いと比較すると支払総額がだいたい7万円ぐらい安くなります。
月々定額+頭金+ボーナス払い
最後に頭金を40万円とボーナス払いを5万円に設定すると2万4530円の70回+7万4530円の14回払いになりました。
月々の負担だけを考えるとかなり楽になりましたね。
ボーナス払いで50万円~60万円ぐらいもらえれば支払いもそこまで難しいものではないでしょう。
まあでもこの支払方法ができるなら普通に購入することもできると思いますけど。
支払総額のことを考えたらローンを組んででも購入していた方が安く収まりますよ。
支払金額が低いリースに注意
リースできる車を探していると明らかに他社よりも安い金額が表示されているものがあります。
もちろん業者によってリース料金に差は出てきますが、あっても月々2000円から5000円ぐらいのものです。
にもかかわらず月々8000円でリースできるというような宣伝をしている業者が多くみられます。
上記で支払方法を比較してみてわかったと思いますが、頭金やボーナス払いを設定すると均一払いよりも明らかに安くなっているように見えます。
極端に安い価格を提示している業者は大半がボーナス払いを設定しており、中にはボーナス月に10万円ぐらいプラスしてまで安く見せているところもあります。
わかって契約するのならいいですが知らずに契約すると大変なことになってしまうので支払方法には十分注意を払うようにしてください。
まとめ
支払方法によって月々の負担が大きく変わることがわかりました。
おそらくほとんどの方は均一払いにするかボーナス払いを付けるかの2択になると思います。
どちらを利用するかは経済状況と相談しながら決めるといいと思いますが、支払いに無理が来ない方法を選ぶようにしましょう。
月々の負担が大きいと感じたらそもそもリースする車種があっていない可能性があるので考え直すことも視野に入れたほうがいいかもしれませんね。
まあその場合は審査に通らない可能性も高いですが。
リースは支払総額が高くなる分毎月の負担を軽減してくれるサービスなので、そのことを理解したうえで利用するようにしてくださいね。