トヨタの人気車種であるシエンタのカーリース料金を大手カーリース会社で比較していきたいと思います。
シエンタは発売当初はそこまで人気のある車ではありませんでしたが、2015年にフルモデルチェンジをしたことをきっかけに販売台数が急増しました。
ここまで人気が出たり理由はいろいろあるのですが、このころはちょうどフリードがヒットしていた時でもありトヨタで同じようなミニバンを開発してくれないかと思っていた方は多かったと思います。
世界的にも車のダウンサイジングが起きていたこともあり、コンパクトミニバンの需要は伸びていたことも功を奏したといえるでしょう。
個人的には渡辺直美さんのイメージが強いシエンタですが、サイズ感や価格が時代にマッチした故の大ヒットといえるでしょう。
ここでは筆者がおすすめする大手リース会社3社でシエンタをリースした際の料金などを比較していきたいと思います。
おすすめする3社に関する情報は以下のページに詳しく記載しているので興味のある方はそちらもご覧になってみてください。
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実際に見積もりをした結果は次の通りです。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 57,996円 | 57,742円 |
5年 | 40,392円 | 45,792円 | 45,711円 |
7年 | 34,668円 | 39,852円 | 40,060円 |
9年 | 29,268円 | - | 34,843円 |
グレード | X7人乗り1500cc | X7人乗り1500cc | X7人乗り1500cc |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
上記の3社で違う点はオリックスには残価設定がなく、コスモには残価設定があり、カルモでは残価設定をするかどうかを選べるという点です。
残価設定についての詳しい解説はここでは割愛しますが、残価設定がないとすべての料金を契約者が負担することになるのでリース料が高くなりやすい反面契約満了後に車がもらえるというメリットがあります。
ただし車をもらった方が得をするかどうかはまた別の話になります。
残価設定がある場合はリース料金が抑えられるメリットがありますが、契約プランによっては残価を精算する必要が出てきます。
なので上記に表示されている料金以外にも支払う可能性がある会社も存在するということだけは覚えておきましょう。
シエンタはミニバンの中ではコンパクトなサイズであるため女性にも人気のある車種となっています。
本体価格もミニバンの中でも安い方に入るのでファミリー層でも求めやすくなっているのでしょう。
オリックス
3社の中では最も安くリースすることができるようになっています。
シエンタは人気車種であるためオリックスでも特選車として取り扱われることが多く、ほかの車と比較して安くリースできる傾向にあります。
ミニバンで3万円を切る価格でリースできるのはシエンタだけでしょう。
家族が増えて広い車に乗りたくなったという方で新車を購入するのはちょっと負担が大きいという方にも非常におすすめです。
まだリースする業者を決めていないのなら取り合えずオリックスを利用しておけば間違いないと思いますよ。
コスモ
コスモは9年契約がない代わりに3年という短期で契約できるようになっています。
普段からあまり長い距離を走らず、短い期間で契約したいと思っている方はコスモを利用するのがいいでしょう。
価格的にはカルモと同程度になっていますが、コスモでは給油割引も適用されるので維持管理に必要な費用も少しは節約することができるでしょう。
シエンタは人気車種であるためオープンエンドで契約したとしても残価を下回ってしまう可能性は低いと思います。
長期契約ではオリックスの方がお得ですが、3年程度の契約ならコスモを利用するのがいいでしょう。
カルモ
プラン自体はオリックスと似たような感じになっているのですが料金面ではあと一歩及ばないといった感じですね。
にもかかわらずカルモをお勧めとしてあげている理由は契約年数を1年~11年で好きに変更することができるからです。
新車の短期リースはかなり料金が高くなってしまうので取り扱っているところはほとんどありませんが、中古車ではだめだという方はカルモで短期リースを行うのがいいでしょう。
ただし短期リースにするとあまりメリットがなくなることも事実なので、料金面のことをよく考えたうえでリースするかどうかを決めたほうがいいでしょう。
短期リースなら中古車のリースも視野に入れておいた方がいいと思いますよ。
大手以外の業者だと地元に密着型の業者なんかも見つかると思います。
中には中古車だけを扱っているところもありますし、地元密着ならではの強みを持ったところもあります。
大手リース会社のプランがしっくりこない場合は住んでいる地域のカーリース業者を探してみてもいいかもしれませんね。