ソリオのリース料金を比較していきたいと思います。
ソリオはスズキが販売しているトールワゴンで、カテゴリー的には普通車(乗用車)となります。
軽自動車とよく間違える人がいるので注意してください。
ソリオとして販売されているのは2005年からなのですが、実は1997年からワゴンRワイドという名称で販売されていました。
その後ワゴンRワイドからワゴンR+になり、さらにそれがワゴンRソリオとなって、2005年にワゴンRがフルモデルチェンジしたことをきっかけにソリオという名称だけになりました。
テレビCMはジャニーズのKAT-TUNやTOKIOが出ていたので覚えている人も多いと思います。
2011年からは三菱にOEM供給が始まりデリカD:2として販売されています。
名前こそ違いますがソリオとデリカD:2はほとんど同じ車なんですけど、売り上げはブランドの影響なのかソリオの方が圧倒的に多いです。
CMの影響もあるかもしれませんね。
スズキ車の中では人気のある車種なのでコンパクトカーに興味があるなら検討してみる価値はあると思いますよ。
カーリースで負担を軽減
ソリオは一番安いグレードでも150万円からとなっており、他社のコンパクトカーと比較すると若干高めに設定されています。
ハイブリッドにしてオプションを付ければ簡単に200万円を超えますし、購入するにしてもリースするにしても安易に決断はできないでしょう。
現在は若者の車離れも進んでいるといわれていますが、新しい車の乗り方としてカーリースを利用する人が増えてきています。
カーリースのメリット
- 頭金不要
- 月々定額で乗ることができる
- メンテナンスプランもあるので急な出費が必要ない
- メンテナンスも丸投げできる
カーリースのデメリット
- 支払総額が高くなりやすい
- 途中で解約することができない
- 走行距離に制限がある
- 原状回復の義務がある
カーリースはまとまったお金が必要ないので若者でも乗りやすいということですね。
一昔前は車はステータスの一つとして見られていましたが、最近ではそのように考える人も少なくなってきたということでしょう。
特に車にこだわりがなく、必要最低限の使用しかしないという方にもカーリースは向いています。
リースはこんな人におすすめ
上記のことを踏まえるとカーリースは次のような人に向いています。
カーリースに向いている人
- まとまったお金が用意できない人
- 月々の負担を一定にしたい人
- 維持管理を丸投げしたい人
- 決まった期間だけ車が必要な人
カーリースなら車検などのメンテナンス時にも余計な出費はありませんし、時期になるとこまめに連絡してくれるのでいちいちスケジュールを調整する必要などもありません。
月々の負担だけで車に乗り続けることができますし、業者によっては車がもらえたりもするのでライフスタイルに合った方法で利用することもできます。
毎月の負担を一定にしたいという方や購入に不安があるという方はぜひ検討してみてください。
おすすめのカーリース業者
一口にカーリースといっても業者によってプランが違えば料金設定も異なっています。
メンテナンスの範囲なども違うことがあるので契約の際はいろいろな業者を比較しておくのが重要です。
オリックス自動車
カーリースを30年以上行っている老舗リース会社です。
車の保有台数も他社と比べてダントツで多いですし、リースプランも利用者に向けて何度も改良されています。
利用者のことを最優先で作られたプランは残価設定がないシンプルなものになっており、契約の際にいちいち悩む必要がありません。
契約満了時には無料で車をもらうことができるためその後も乗り続けたいと思っている方のニーズも満たしていますし、一定期間利用すると違約金なしで解約することができるという特徴もあります。
まさにかゆいところにも手が届くようなプランになっているので、カーリースを検討しているならまずはここを検討してみるのがいいと思います。
コスモスマートビークル
石油小売業者の大手であるコスモ石油が提供するカーリースサービスです。
2011年から参入しているいわゆる中堅組なのですが、圧倒的な宣伝力とガソリンスタンドで契約できる手軽さから瞬く間に大手の仲間入りを果たしました。
メンテナンスパックは3つから選べるようになっており、契約年数やライフスタイルから最適なものを選べるようになっています。
最もサービスが手厚いゴールドパックなら細かい消耗品の交換まで含まれているのでオリックスよりも充実したサービスが受けられます。
契約年数は3年、5年、7年から選べるようになっておりオリックスと差別化できるのもいいですね。
ガソリンスタンドならではの給油サービスが受けられるのも魅力の一つです。
オリックスとは異なり残価設定を行う必要があり、オープンエンドでの契約かクローズドエンドの契約を選ぶ必要があるのでこれらの違いについてきちんと学んでおくようにしましょう。
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マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
もともとIT業界にいた強みを生かして次々にほかの企業と提携し新たなサービスを提供しています。
その一つに中古車販売のガリバーがあり、現時点で車を持っている方は下取りからリース車の納車までを最短1日で行えるサービスも提供しています。
すべてがネットから完結する手軽さもあり今後は需要が増えると予想されます。
車の仕入れもオリックス自動車と提携しているので不安要素はありません。
長期リースが一般的なカーリースで1年から1年単位で契約することができるようになっており、最大11年まで選択することができます。
11年は長すぎると思った方もいるかもしれませんが、一般的な車の利用年数は乗用車でも12年ぐらいあるので決して長いとは言えません。
メンテナンスには細かい消耗品の交換まで含まれていますし、他社にはない原状回復保証までついています。
契約年数や料金によってはこちらを選択するのもありだと思います。
ソリオのリース料金
先ほど紹介した3社でソリオのリース料金の見積もりを取ってみたところ次のような結果になりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 57,200円 | 56,943円 |
5年 | 42,570円 | 44,110円 | 44,826円 |
7年 | 36,740円 | 39,490円 | 37,997円 |
9年 | 30,140円 | - | 33,104円 |
11年 | - | - | 30,285円 |
グレード | HYBRID MX 5人 1200cc | HYBRID MX 5人 1200cc | HYBRID MX 5人 1200cc |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
これを見るとオリックスでのリースが最も安くなっていますね。
オリックスなら一定期間利用すれば違約金なしで解約することもできますし、契約満了時には無料で車をもらうこともできるので長く使いたい方にも短く使いたい方にも向いたサービスです。
次に安くなっているのはカルモですね。
カルモならオリックスよりもメンテナンスプランが充実していますし、契約年数に合わせて最適なプランを作成することもできます。
契約プランの自由度が高いのでオリックスのプランには合うものがなかったという方はこちらを検討してみるのがいいでしょう。
3社の中ではコスモが最も高くなっており最も走行距離が短いので、利用するならほかの2社の方がいいでしょう。
ただしグレードによってはこの関係性が変わることもあるので自分が利用したいグレードで改めて見積もりを取った方がいいかもしれませんね。
上記はハイブリッドになっていますが普通のグレードにすれば2万円台前半で乗ることもできると思いますよ。
まとめ
ソリオはコンパクトカーの中では比較的安く乗れる車だと思います。
もちろんグレードにもよると思いますが、コンパクトカーに乗りたいと思っているなら検討してみる価値はあるでしょう。
上位モデルのソリオバンディットなどもありますし選択肢はかなり多いと思います。
スズキに思い入れのある方はぜひ検討してみてください。