スイフトスポーツのリース料金を比較して自分に合った業者を見つける方法を紹介していきたいと思います。
スイフトスポーツは2003年からスズキで販売されている車で、スイフトを一部改良して作られています。
現在は2017年にフルモデルチェンジを行った4代目が販売されています。
スポーツモデルではエアロなど見た目を変更しただけの車種も多い中、スイフトスポーツは見た目はもちろんのこと高圧縮化やアルミ鍛造ピストンへの変更、樹脂製のインテークマニホールドの採用などの専用チューニングにより、85 kW(115馬力)を発生する1.5リッター自然吸気エンジン(M15A)が搭載されるなど本格的なスポーツモデルとして製造されています。
驚くべきはその価格で、初代が販売された時はほかのコンパクトカーの標準グレードとほとんど変わらない税別119万円という金額で販売されていました。
現行モデルでも200万円を切る価格で販売されており、現在販売されているコンパクトなスポーツモデルは、マツダ ロードスター(ソフトトップ)1.5「RS」(6速MT)が325万6200円、トヨタ 86「GT」(6速MT)は298万1880円であることを考えると非常にお手ごろ価格といえるでしょう。
コンパクトスポーツカーはスイフトスポーツの一人勝ちとも言える状態となっており、価格と性能面などトータルで見ると他の追随を許さない形となっています。
ここまで成功した背景にはもともとのスイフトの完成度が高いこともあるといわれています。
詳しくは割愛しますが、お手ごろなスポーツカーに乗りたいと思っているならスイフトスポーツは検討する価値があると思いますよ。
個人向けカーリースのメリット
2018年には個人向けカーリースの契約数は25万件だといわれていましたが、2022年にはこれが93万件まで増えるといわれています。
以前まではカーリースは法人にしかメリットがないと思われていましたが、車との付き合い方が変わってきた現代においては個人向けにもメリットがあるといわれています。
それは頭金を用意しなくても新車に乗ることができるという点です。
車を購入する場合は一括購入はもちろんのことローンを組んでも頭金が必要になりある程度まとまったお金が必要になります。
お金に余裕がある場合はいいですが、若者などお金に余裕のない世代だと頭金が用意できないという方も多いでしょう。
カーリースを利用すれば頭金は一切必要なく、メンテナンス費用などもすべて込で月々定額で乗ることができるようになるので負担が大きく抑えられます。
毎月の支出も決まっているので先の計画も立てやすいですよね。
スイフトスポーツはお手ごろ価格とは言っても本体価格だけで200万円するのでお金を用意するのは決して簡単ではないでしょう。
しかしリースを利用すれば毎月の負担だけで乗ることができるようになるので、毎月の負担を少しでも減らしたいと思っている方には最適なサービスだと思います。
おすすめのカーリース業者
リース料金は業者ごとに独自の基準で決められているため、同じ車種でも価格が大きく異なることがあります。
また業者によってメンテナンスの内容も違うので、メンテナンスパックを利用する場合はどの程度までカバーしてくれるのかをしっかりと確認しておく必要があります。
オリックス自動車
オリックス自動車はリース会社としては最も歴史が長くシェアもNo.1です。
個人向けカーリースプランでは残価設定なしのプランを提供しており、7年以上の契約になると無料で車がもらえるようになっています。
走行距離も月2000kmと長く設定してありますし、メンテナンスもすべてのプランに標準で付いてきます。
そのため契約者が考えなければいけないのは契約年数をどうするか、また車につけるオプションはどうするかぐらいです。
契約出来るプランにほとんど選択肢がないため知識があまりない方でも迷うことなく利用することができます。
残価設定がないので契約満了後に精算するというリスクもなくなり、無駄な出費も抑えられます。
公式サイトから見積もりを取ることができ、納得がいけばそのまま契約まで持っていけるので、まずは見積もりを取ってどのくらいの金額になるのかを調べてみましょう。
コスモスマートビークル
全国にガソリンスタンドがあるコスモ石油が提供しているリースサービスです。
石油事業者としてはいち早くリース業界に参入しており、どこよりも結果を残してきた企業になっています。
契約年数、走行距離、メンテナンスプランをそれぞれ任意で設定できるようになっており、契約満了後は再契約、再リース、買取から選択することができます。
買取を行うと高くついてしまうのでコスモ石油を利用するなら新規で再契約をした方がお得だと思います。
最長でも7年契約でオリックスに比べたら短くなっていますが、家庭用ではなく転勤などで決まった期間だけ必要になったという場合におすすめの業者となります。
主婦の方にはうれしい給油割引も付いているので住んでいる地域にガソリンスタンドがある場合は利用を検討してみてもいいでしょう。
マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
後発組に不安があるという方もいると思いますが、オリックスと提携しているので車の仕入れには何ら問題はありません。
メンテナンスパックも充実しておりほかのリース会社にはない原状回復保証も付いています。
これにより修理費用が15万円程度の傷やへこみは違約金なしで車を返却することができるようになります。
またもらえるプランというオプションを付けることでオリックスと同じように車を無料でもらうこともできるようになります。
ほかにも中古車販売のガリバーと提携したり、akippaという駐車サービスと提携して他社にはないサービスを提供しています。
今後もサービスを増やしていく予定だそうで成長が期待されるリース会社です。
スイフトスポーツのリース料金
先ほど紹介した3社でスイフトスポーツのリース料金の見積もりを取ってみたところ次のような結果になりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 62,810円 | 60,841円 |
5年 | 46,750円 | 46,860円 | 47,190円 |
7年 | 39,380円 | 40,480円 | 41,114円 |
9年 | 32,230円 | - | 35,471円 |
11年 | - | - | 32,490円 |
グレード | 2WD 5ドア 5人 1400cc ガソリン 6FMT | 2WD 5ドア 5人 1400cc ガソリン 6FMT | 2WD 5ドア 5人 1400cc ガソリン 6FMT |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
メンテナンス | 標準 | ゴールド | ゴールド |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
7年以上の契約になるとオリックス自動車が最も安くリースできるようになっていますね。
特にスイフトスポーツに乗りたいと思っている方はドライブを楽しみたい方も多いと思います。
オリックスならリース業者の中でも長い2000kmまで走ることができるので、よく運転するという方にも満足のいく内容となっています。
また7年以上の契約になると契約満了時に無料で車をもらうこともできるようになっているので、その後も車に乗り続けたいと思っている方にもおすすめです。
唯一心配があるとすればメンテナンスの範囲がほかの2社と比べて狭いという点ですね。
コスモやカルモではブレーキパッドやバッテリーなどの消耗品の交換まで料金に含まれているので、長期契約をするならこちらの方が安心という方もいるかもしれません。
とはいえ頻繁に交換しなければいけないものでもないのでトータルで考えるとそこまで負担が変わるわけではないでしょう。
オリックスの9年契約なら月々3万2000円で乗ることができるので、スポーツカーとしては破格の値段だと思います。
安い業者を探しているという方はぜひオリックスを検討してみてください。
もちろんコスモやカルモにもそれぞれにメリットがあるので契約する場合はプランの違いに気を付けて契約してみてください。
まとめ
スイフトスポーツはこのジャンルでは圧倒的に人気のある車です。
スポーツカーに乗りたいけど少しでも安い方がいいし、大きさもできるだけコンパクトな方がいいと思っている方には最適な車だと思います。
普通に購入するのはもちろんですが、リースを利用すればさらに安く利用することができるようになります。
個人向けカーリースでは業者によって契約プランに大きな差があるので何を重視するかをよく考えながら比較してみるといいでしょう。
個人的には価格や走行距離重視ならオリックス、メンテナンス重視ならコスモやカルモがいいと思っています。
契約満了時の選択肢も踏まえたうえで業者を考えてみてください。