タンクのリース料金を比較して最安値がどこなのかを調べていきたいと思います。
タンクは2016年からトヨタで販売されている車で、ダイハツのトールをベースにOEM供給されているモデルになります。
トヨタのルーミーとはデザインが少し違うだけの姉妹車となっており、それぞれトヨペット店とネッツ店で販売されています。
またトールはスバルにもOEM供給されており、ジャスティとしてタンクと同時期に発売されています。
タンクはトールワゴン型のコンパクトカーなのですが、この分野はこれまでスズキのソリオが独り勝ちの独走状態になっておりトヨタらはそこに一石を投じた形になります。
自動車業界では初めての4兄弟?4姉妹?ということで話題を集めているのも確かです。
2018年の売上ランキングを見てみると以下のようになっていました。
- 8位.ルーミー 8万6265台
- 12位.タンク 7万3799台
- 27位.ソリオ 4万4884台
これを見ると圧倒的大差をつけてタンクやルーミーが勝っていますね。
タンクやルーミーは販売開始してからまだ2年しかたっていないこと、逆にソリオは10年以上経過していることから売り上げが落ち着いてきていることも背景にあると思われます。
ただしトールやジャスティはランク外だったことからトヨタの販売力が際立っているという見方もできるでしょう。
トールワゴン型のコンパクトカーを探しているならタンクやルーミーはねらい目だと思いますよ。
カーリースの利用者が急増中
2018年には個人向けカーリースの契約数は25万件だといわれていましたが、2022年にはこれが93万件まで増えるといわれています。
カーリースは法人向けのサービスが一般的でしたが、ここ数年で一気に個人向けのサービスの利用者が増えていますね。
これは働き方が変わり車の必要性がかわってきたことに加えてカーリースの認知度が上がってきたことが要因だと考えられます。
テレビCMで宣伝されてるのを見たことがある方も多いでしょう。
私の住んでいる地域ではコスモ石油のマイカーリースとカーコンビニ倶楽部のカーコンカーリースのCMがよく流れていますね。
カーリースを利用する最大のメリットはは頭金不要で月々定額で新車に乗ることができるという点です。
車を購入する場合一括でもローンでもまとまった資金が必要になりますが、カーリースではそういったお金は一切必要なく、契約した時から満了時までずっと同じ金額で乗り続けることができます。
タンクは最も安いグレードでも150万円はするので購入する場合は頭金として50万円以上は必要になるでしょう。
これを余裕で支払えるのならリースを利用せずにローンを利用するなどして購入した方がいいでしょう。
この金額を用意するのが難しいという方はリースを検討してみるのがいいと思いますよ。
おすすめのカーリース業者
リース料金は業者ごとに独自の基準で決められているため、同じ車種でも価格が大きく異なることがあります。
また業者によってメンテナンスの内容も違うので、メンテナンスパックを利用する場合はどの程度までカバーしてくれるのかをしっかりと確認しておく必要があります。
オリックス自動車
全車種全メーカーの車に対応している老舗リース会社です。
残価設定がないのが特徴の一つで、そのおかげで契約方式で悩む必要がないことに加えて、契約満了時には無料で車をもらうこともできるようになっています。
一定の期間を利用したら途中で解約することもできるようになっており、一般的なリース会社と比べてもお得なリースプランとなっています。
数あるリース業者の中でも走行距離が長いのでよく走るという方にもおすすめです。
あまり走らなくても無料でもらえばその後も乗り続けることができるのでリースを検討しているならぜひオリックス自動車で見積もりを取ってみてください。
コスモスマートビークル
全国にガソリンスタンドがあるコスモ石油が提供しているリースサービスです。
標準的なプラン設計となっており、契約者のライフスタイルに合わせてプランをカスタマイズできるようになっています。
車種によってはオリックスよりも安くリースできることもあり、ガソリンスタンドならではの給油割引を受けることもできます。
住んでいる地域にコスモ石油がある方は多いと思いますし、ディーラーよりも気軽に立ち寄ることができると思いますので興味があれば一度足を運んでみるのもいいでしょう。
もちろんネットからの申し込みでもすべて完結できるようになっています。
マイカー賃貸カルモ
2018年から新たにカーリースサービスを開始した新規参入業者です。
後発組に不安があるという方もいると思いますが、オリックスと提携しているので車の仕入れには何ら問題はありません。
メンテナンスパックも充実しておりほかのリース会社にはない原状回復保証も付いています。
これにより修理費用が15万円程度の傷やへこみは違約金なしで車を返却することができるようになります。
またもらえるプランというオプションを付けることでオリックスと同じように車を無料でもらうこともできるようになります。
ほかにもいろいろな会社と提携してサービスを提供しているので新しいものに興味がある方は調べてみるといいでしょう。
タンクのリース料金
先ほど紹介した3社でタンクのリース料金の見積もりを取ってみたところ次のような結果になりました。
契約条件 | オリックス | コスモ | カルモ |
---|---|---|---|
3年 | - | 54,010円 | 57,123円 |
5年 | 39,270円 | 40,920円 | 44,011円 |
7年 | 33,660円 | 35,640円 | 35,735円 |
9年 | 27,500円 | - | 31,192円 |
11年 | - | - | 28,530円 |
グレード | X S 5人 1000cc | X S 5人 1000cc | X S 5人 1000cc |
走行距離制限 | 月2000km | 月1000km (変更可能) | 月1500km |
メンテナンス | 標準 | ゴールド | ゴールド |
オプション | カーナビ ETC マット | カーナビ ETC | カーナビ ETC マット |
頭金 | なし | なし | なし |
ボーナス払い | なし(変更可能) | なし(変更可能) | なし |
契約満了後 | もらえる(プランによる) | 買取可能 | もらえる(プランによる) |
7年以上の契約になるとオリックス自動車が最も安くリースできるようになっていますね。
オリックスなら契約満了時に無料で車をもらうこともできるので走行距離が短いようなもらって乗り続けるといいと思います。
満期になれば新車に乗り換える方や返却しようと思っている方はコスモやカルモを利用してもいいと思います。
これらの業者はオリックスに比べてメンテナンスが充実しているのでリース料金以外の出費が必要になることはほとんどないでしょう。
普通車の平均利用年数はだいたい12年ぐらいあるので個人的には満了後はもらって乗り続けるのがいいと思っていますが、まあその辺は車の状態により臨機応変に対応すればいいでしょう。
満了後に無料でもらえる業者と買取行う業者ではどのくらい差があるのか以下のページにまとめているので興味があればそちらもご覧ください。
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カーリース満了後の無償譲渡と買取の差額
カーリース満了後の無償譲渡と買取の差額を比較していきたいと思います。 カーリースは契約満了時には以下の4つの選択肢からどうするかを選ぶことになります。 新車に乗り換える リースしていた車を再リースする ...
オリックスの9年契約なら月々3万円以下で乗ることもできますし、負担としてはそこまで大きなものにはならないと思います。
普通車の中でも審査には通りやすい車種だと思いますよ。
ちなみに姉妹車であるルーミーのリース料金は以下のようになっています。
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ルーミーのリース料金を比較して最安値を見つけよう
ルーミーのリース料金を比較して最安値がどこなのかを調べていきたいと思います。 ルーミーは2016年からトヨタで販売されている車で、ダイハツのトールをベースにOEM供給されているモデルになります。 トヨ ...
全く同じ車といってもいいぐらいなのでリース料金には差が出ないと思っていたのですが、ほんのわずかにタンクの方が安くなっているところがあります。
理由はよくわかりませんが、数百円でも安く抑えたいと思っている方はルーミーではなくタンクを選んだ方がいいかもしれませんね。
まとめ
タンクはトールワゴン型のコンパクトカーで縦に広い室内空間が特徴の一つです。
ルーミーと合わせると年間16万台以上も売れており、N-BOXの次に売れている車種といっても過言ではないでしょう。
ラゲッジスペースも充実していますし、小型の車に乗りたいけど軽自動車では不安だという方には特におすすめです。
私もタンクではありませんがコンパクトカーに乗用しており、小回りが利いてのびのび走ってくれるので街乗り程度なら非常に便利だと思いますよ。
購入かリースか迷っている方はまずは両方で見積もりを取ってどのような違いがあるのかを比較してみましょう。