ヴェルファイアのカーリース料金を比較してみた

トヨタの人気車種であるヴェルファイアのカーリース料金を大手リース会社で比較していきたいと思います。

ヴェルファイアは姉妹車であるアルファードとともに人気のミニバンです。

ミニバンの中でも乗り心地と内装に力を入れており、非常に高級感あふれる車となっています。

そうなると当然値段も高くなり、低グレードのものでも本体価格だけで370万円前後、上位グレードになると700万円を超えるものもあります。

最上位グレードに至っては1500万円ぐらいするものもあるというから驚きです。

そこまでお金を出しても乗る価値があるということなのでしょうね。

ですが現実的にそこまでまとまったお金を用意するのは大変だと思います。

ここでは筆者がおすすめする大手リース会社3社でヴェルファイアをリースした際の料金などを比較していきたいと思います。

おすすめする3社に関する情報は以下のページに詳しく記載しているので興味のある方はそちらもご覧になってみてください。

実際に見積もりをした結果は次の通りです。

上記の3社で違う点はオリックスには残価設定がなく、コスモには残価設定があり、カルモでは残価設定をするかどうかを選べるという点です。

残価設定についての詳しい解説はここでは割愛しますが、残価設定がないとすべての料金を契約者が負担することになるのでリース料が高くなりやすい反面契約満了後に車がもらえるというメリットがあります。

ただし車をもらった方が得をするかどうかはまた別の話になります。

残価設定がある場合はリース料金が抑えられるメリットがありますが、契約プランによっては残価を精算する必要が出てきます。

なので上記に表示されている料金以外にも支払う可能性がある会社も存在するということだけは覚えておきましょう。

グレードに関しては料金を考慮して下から2番目ぐらいのグレードを選択していますが、これでも十分乗り心地はいいでしょう。

オリックス

オリックスでは多くの車を安くリースすることができますが、高級車に限ってはそうならないことも多いです。

その理由は残価設定がないからです。

高級車になると中古車になってもそれなりの価値があるため残価も高く設定することができます。

残価が高いということは支払い料金がそれだけ安くできるということなので、残価設定のないオリックスは料金が高くなりやすいというわけです。

ただし9年契約を利用すると7年目以降は自由に解約できるようになっています。

7年で解約する前提で契約するならコスモの7年契約よりは安くリースすることができますね。

その場合は車をもらうことができないため契約満了後にどうしたいかを事前にきちんと確認しておく必要があるでしょう。

コスモ

7年契約なら3社の中で最も安く利用することができるようになっています。

満了後は買取を行うかどうかを選択することができますが、ヴェルファイアクラスだと100万単位でお金が必要になりそうですね。

走行距離が短いようなら買い取る価値は十分あると思いますが、大きな負担になるので経済状況に余裕がある方に限られるでしょう。

まあそもそも経済状況に余裕がない方はヴェルファイアのリースを利用することができないと思いますが。

走行距離がそこまで必要ないという方はコスモを検討してみてもいいと思いますよ。

カルモ

カルモでは高級車になるとメンテナンスプランがつけられなくなります。

一見すると料金が安いように見えますがメンテナンス無しのプランなので、運用しようと思ったらメンテナンス費が追加で必要になります。

具体的に言うと車検やオイル交換・消耗品の交換といった費用ですね。

そのため長期契約をするならオリックスやコスモを利用したほうがいいでしょう。

カルモの最大の特徴は1年から契約することができる点です。

1年契約ならメンテナンスも不要になるので新車の短期リースには向いているといえます。

ただし1年リースになると月々の負担がかなり大きなものになるので利用する場合はその点を十分理解しておきましょう。

大手以外の業者だと地元に密着型の業者なんかも見つかると思います。

中には中古車だけを扱っているところもありますし、地元密着ならではの強みを持ったところもあります。

大手リース会社のプランがしっくりこない場合は住んでいる地域のカーリース業者を探してみてもいいかもしれませんね。