車をリースすると「わナンバー」になるのか気になっている方は多いようです。
皆さんご存知の通り車にはナンバープレートがついており、これがないと道路交通法違反で捕まってしまいます。
ナンバープレートは次のように複数の要素からなっています。
今回注目するのはこの中のひらがなの部分ですね。
用途によってひらがなが変わる
実はナンバープレートのひらがなは用途によってきちんと決められており、次のような区分となっています。
- 事業用 あいうえおかきくけこを
- 自家用 さしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆらりるろ
- 貸し渡用(レンタカーなど) われ
これを見ると貸し出し用に取得されている車はわナンバー、あるいはれナンバーを付けることが義務付けられています。
貸し出し用というのはレンタカーやカーシェアリングなどで使われる車ですね。
ただし業者が行っているカーシェアリングはわナンバーですが、個人間で行っているカーシェアリングは通常のナンバーとなっています。
またほとんどの車はわナンバーですが、北海道など一部の地域でれナンバーになっていることがあるようです。
わナンバーのデメリット
わナンバーであっても運転に支障があるわけではないのですが多くの方がこれを嫌がります。
その理由は他者から見るとレンタカーであることが明らかだからです。
またレンタカーはほかの運転手からけん制されがちですが、これはレンタルしている車を運転しているということはその車になれておらず操作ミスをして事故を起こす確率が高いからだといわれています。
本当のところはどうかわかりませんが、個人的には半分本当で半分嘘だと思っています。
私もレンタカーを利用して運転したことはありますが、確かに最初慣れるまでは違和感がありました。
ですが運転歴が長ければそれなりに対処できますし、とっさの時に必要になるような操作は車で違いはないでしょう。
一方、レンタカーを運転しているのは日本人だけとは限らず外国人も運転しています。
ある調査によると大阪でのレンタカーの事故率は外国人が日本人の4倍以上だっというデータも出ています。
外国人は日本車になれていないことに加えて運転席や走る道路が逆だったりととっさの時に判断に差が生じやすいためだと思われます。
交通ルールも違いますし、そういったことを考えるとレンタカーが嫌われるのも納得できる気がしますね。
つまりわナンバーを運転しているだけで他者からは白い目で見られますし、仮に営業などの仕事でレンタカーを使っていたら相手は大丈夫か?と思ってしまうこともあるでしょう。
わナンバーはこうしたネガティブな印象を与えてしまうのがデメリットであるといえるでしょう。
リース車両は通常のナンバーと一緒
気になるリース車両のナンバープレートですが、多くの方はわナンバーなのではないかと思っているようですが実際は購入した車と同じように通常のナンバーが使用されています。
そもそもリースは貸し出すというよりもローンなどの借金に近い形となっているためレンタカーとは区別されていると考えられます。
レンタカーは不特定多数の人が運転しますが、カーリースの場合は長期契約が基本で新車ならワンオーナー、中古車でも2人、多くてもも3人ぐらいしかオーナーになりません。
リース車両は所有者こそリース会社となっていますが使用者は契約者となっていますし、途中で解約することもできないので契約が満了するまではずっと同じ人が使うことになります。
そういった面もありリース車両は一般の車と同じナンバーになっているのだと思われます。
そのためわナンバーになるのではと気にしている方も気兼ねなく乗ることができます。
業者によっては希望のナンバーを付けることも可能
リース業者の中にはオプションで希望のナンバーを付けることができるようになっている業者もあります。
というか新車を取り扱っているリース業者なら大半が希望のナンバーを付けることができます。
リースとはいっても購入とほとんど変わらないためそういったオプションを付けることもできるというわけですね。
プラン内にオプションがある場合はそちらを付ければいいですし、もしない場合でも相談すれば対応してくれることが多いのでまずは問い合わせてみてください。
まとめ
車のリースを利用した場合でもわナンバーにはならず一般的な車と同じようなナンバーになります。
業者によっては希望のナンバーを取り付けることもできるので相談してみるといいでしょう。
わナンバーでは周りの目が気にあるという方や、商談で使うためわナンバーでは困るという方はカーリースの利用を検討してみてください。
中古車の場合でも通常のナンバーがつきますがさすがに希望のナンバーを付けることはできないので、希望のナンバーがある場合は新車のリースを利用するようにしてくださいね。