個人向けのカーリースを選択することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
近年、若者の車離れが深刻化する中でカーリースを選択する人も増えてきました。
一般社団法人日本自動車リース協会連合会が発表したデータによると、2018年時点における個人向けのカーリース車両の保有台数は25万6,936台となっており、この数字は前年同期比で120%を記録しています。
更に2022年には約93万台にシェアが拡大すると予想されており、今後ますます利用者が増えていくことは間違いありません。
そのためカーリースの利用にあたってメリットをきちんと把握しておくことは非常に重要になります。
頭金が不要!初期費用が抑えられる
車を購入したことがある方ならわかると思いますが、ローンで購入するにしても一括で購入するにしてもまとまったお金が必要になります。
お金がある方ならいいですが社会人になって間もない方や、家計に余裕のない方にとってはまとまった出費はかなりの痛手になるでしょう。
カーリースを利用すれば頭金不要で月々の負担のみになるのでお金が用意しにくい方でも気軽に利用することができるようになっています。
そのため若者やすでに退職した年寄りを中心に利用者が増えているというわけです。
すべてコミコミで月々の負担が明確
車を購入すると自動車税(軽自動車税)、自動車取得税、消費税の税金類に加えて自賠責保険、納車費用、登録代行費用、リサイクル料金などいろいろな料金が発生します。
これらは支払いを行うタイミングも様々で、場合によってはそれなりのお金を用意しなければいけません。
そうなると先を見据えた資金繰りをしなければならなくなり、人によっては家計を圧迫する原因にもなってしまうでしょう。
カーリースを利用すると契約した時から満了になるまでずっと負担が変わらないため将来的な負担も計算しやすく、何より月々の負担が少ないです。
メンテナンス・車検にかかる手間が少ない
カーリースのメンテナンス付きのプランを契約すると車検やメンテナンスの際には必ずお知らせが届くようになっており、うっかり忘れる心配がありません。
普段のメンテナンスを行っていないという方も少なくないと思いますが、カーリースならそういった手間も最小限に抑えることができるようになっています。
私なんてタイヤの履き替えで行う無料点検ですごい数の項目に引っかかっていましたからね。
そういうずぼらな性格でも安心して利用できるのがカーリースのいいところです。
申し込みがネットで完結
個人向けカーリースの場合はネットで手続きが完結できるものが大半です。
車選びから審査まですべてネットで完結するので時間が取れないという人にもおすすめです。
試乗してから乗りたいという方は一度ディーラーなどに足を運ぶ必要がありますが、ネットで申し込めば面倒なやり取りも発生しないでしょう。
公式サイトには金額シミュレーションページが用意されていることがほとんどなので手軽に費用の確認をすることもできますよ。
乗り換えが楽
車を購入している人が乗り換えする場合は売却するにしろ廃車にするにしろいろいろな手続きが必要になります。
中にはディーラーなどで売るのではなく買取業者に見積もりを取って売却する人もいると思いますし。
とにかく手間と時間がかかります。
その点カーリースなら同じ車をリースするにしても新しい車をリースするにしても面倒な手続きは不要で車両を入れ替えるだけで終わります。
自分の代わりにリース会社がすべて行ってくれるので悩む必要は一切ありません。
初めて車を所有する場合はわからないかもしれませんが、これって結構重要だったりするんですよね。
まとめ
カーリースには以下のようなメリットがあることがわかりました。
- 頭金が不要!初期費用が抑えられる
- すべてコミコミで月々の負担が明確
- メンテナンス・車検にかかる手間が少ない
- 申し込みがネットで完結
- 乗り換えが楽
カーリースは今後需要が高まっていくのは間違いありません。
ただしメリットがある半面でメリットがあることも間違いありません。
カーリースには向いている人と向いていない人がいるので自分がどちらに当てはまるかをよく考えてから利用するようにして下さいね。
個人向けカーリースのデメリットが気になる方はこちらのページを参考にしてください。
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カーリースを選択するデメリット【個人向け】
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